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エリザベス女王から結婚祝い！アン王女は宮殿よりも邸宅ガットクーム・パークがお好き（ELLEgirl）

エリザベス女王はバッキンガム宮殿やウィンザー城、チャールズ皇太子はクラレンス・ハウスやハイグローヴなど、ロイヤルファミリーはいくつもお城や邸宅などの不動産を所有している。エリザベス女王の長女、アン王女は、国賓の歓迎会や特別な公式行事が開かれるセント・ジェームズ宮殿の自宅より、グロスタシャー州にあるガットクーム・パークでほとんどの時間を過ごしているという。そこで、アン王女が長年暮らす邸宅についてご紹介。

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ミンチンハンプトンとアヴェニングの間に位置するガットクームはコッツウォルズの中心地で、テッドベリーにあるチャールズ皇太子のハイグローヴ邸からはわずか数マイル。730エーカーと伝えられている敷地内に建つグレードIIのマナーハウスには、興味深い歴史がある。「Historic England」によれば、この邸宅は政治経済学者のデヴィッド・リカルドが証券取引で得た大金で1814年に購入。それから数年後にイギリスの建築家ジョージ・バーセヴィが雇われたことで、邸宅は“1820年以降からほとんど変わらず維持されている状態”だという。
1976年、ガットクームは王室の所有になった。エリザベス女王は、保守党の政治家R.A.バトラーからこの邸宅を購入し、1973年に結婚した長女のアン王女とその夫マーク・フィリップス少尉に結婚祝いとしてプレゼント。2人は1年後にこの邸宅へ引っ越し、長男のピーターと長女のザラをこの地で育てた。1992年に離婚すると、フィリップス少尉は近くのアストン・ファームへお引っ越し。それから数ヶ月後、アン王女はティモシー・ローレンスと再婚して、今もこの邸宅で暮らしている。
現在、ガットクームは馬や牛を含む様々な家畜を飼育する農場として運営されている。また、アン王女とザラの馬術競技に対する情熱の影響を受け、毎年8月には「フェスティバル・オブ・ブリティッシュ・イベンティング」が開催されている。チャールズ皇太子がオーガニック農業の支援者であることはよく知られているが、アン王女も多くの農業慈善団体のパロトンを務めており、農業問題に関心を寄せている。実際に、「BBC One」の番組「カントリーファイル」は2014年のインタビューで、アン王女のことを“王室の中で最も農業を営む人”と表現。アン王女は同番組の中で「自分らしくいられるこの場所に帰ってこれることは本当に嬉しいこと」と語り、続けて、この地は農業が不可欠であるとして「それを機能させることが私の仕事」とコメントした。
彼女の農業事業と同様に、ガットクームはアン王女の家族にとっての“ホーム”にもなっている。2013年、ザラと夫のマイク・ティンダルがこの地へ引っ越してきており、長女のミアと次女のレイナはこの場所で育てられている。さらに、ピーターと妻のオータム、長女サバンナと次女アイラを含めた一族みんなで定期的に集まり、楽しんでいる姿もキャッチされている。

（Translation: Ai Ono）

提供元：Yahooニュース

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