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フィリップ王配、自動車事故の相手女性に謝罪(ELLEgirl)

エリザベス女王の私邸サンドリンガムハウスの近くの公道で、交通事故を起こしたフィリップ王配がシートベルトをしていなかったことが発覚し、イギリス国内で議論を巻き起こした。ケガをした相手女性は事故の責任はフィリップ王配にあると主張し、謝罪の言葉がなかったことも非難。
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国民から批判の声が上がる中、王配がケガをした相手女性に手紙を送っていたことが明らかとなり、入手した「ミラー」紙が公開した。サンドリンガムハウスのレターヘッドの紙には、「事故における私の責任を非常に申し訳なく思っていることをあなたに知ってもらいたい」と謝罪の言葉が。
「あの日は明るい晴れた日で、午後3時くらいでした。太陽はすでに低くなっていました。主要道路の方向に日があったのです。通常だったら私はダーシンガム方面からくる車をちゃんと見ることができます。車が来るのを見逃したと想像するしかありません。私は今回の結果をとても悔いています」。
「どういうわけか事故後、私は震えていました。誰も重傷を負っていないことに非常に安心しました。人が集まってきたため、地元の警官は私にサンドリンガムハウスに帰るよう助言しました。その後あなたが腕を骨折したことを聞きました。大変気の毒だと思っています。あなたがこの痛ましい経験からすぐに回復することを祈っています」。そして最後に手書きで「親愛なるフィリップより」と記されている。
女性は同紙で、この手紙を「嬉しい驚きです」と語り、「正式な称号ではなく『フィリップ』と名前でサインをしてくれたのはとても素敵だと思う」とコメント。また「この手紙には人間らしい優しさが表れています。私がそういうものをフィリップ王配に求めることを多くの人は現実的ではないと言っていました」とも。女性は王配から謝罪がないことに不満を露わにしていたものの、周囲は王配が謝るわけがないと思っていたもよう。この手紙で批判の声は和らぎそうだけれど、97歳の王配がまだ運転していることについては議論がまだまだ続きそう。
(text : Yoko Nagasaka)
提供元:Yahooニュース