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村上春樹「納屋を焼く」大胆アレンジの理由 イ・チャンドン監督、明かす(シネマトゥデイ)

『オアシス』『シークレット・サンシャイン』『ポエトリー アグネスの詩(うた)』など社会的弱者を描いてきた韓国の巨匠イ・チャンドン監督が、村上春樹の短編小説「納屋を焼く」の映画化に挑んだ。舞台を現代の韓国に置き換え、大胆な脚色を施した『バーニング 劇場版』(2月1日公開)について、その意図を明かした。
【動画】『バーニング 劇場版』予告編
本作は、NHKでの「アジアの映画監督が競作で村上春樹原作の短編の映像化に取り組むプロジェクト」の第一弾として始まった。ドラマ版は昨年末、映画版より約50分短い編集で日本語吹替えで放送されている。チャンドン監督が初めて読んだ村上作品は、1987年に発表され空前のベストセラーとなった「ノルウェイの森」(韓国では『喪失の時代』のタイトル)。チャンドン監督は自身も作家であり、同じ立場から村上作品の偉大さをこう語る。
「1980年代、韓国では民主化を成し遂げようとしたり、経済的な構造を問題に取り上げて真っ向から戦う時期があった。それが1990年代に入ると少し状況が変わって、知識人と言われる人たち、あるいは若い人たちが新しい生き方、文化を探したりするようになった。自由で洗練されてクールな文化を受け入れ始めたのもこの頃で、その象徴的なコードになったのが村上春樹さんの作品でした。韓国では彼を『春樹』と名前で呼ぶ。それは単なる愛称ではなくて、ある種の文化的な現象になっているし、それぐらい影響力を持った作家なんです」
果たして村上作品の魅力とは何なのか? 監督いわく「曖昧模糊とした世の中において、どのように対応したらいいのか、ということを文学的に示してくれるような、そういった性格を持っているように思う」。映画『バーニング』では、「そういった部分を拡大してみせようと努力しました」という。
映画の主人公ジョンス(ユ・アイン)は、兵役を経て大学を卒業したのち小説家を目指しアルバイト生活を続けている。母は昔に家を出て姉は数年前に結婚。畜産業を営む父親は傷害事件を起こして裁判中。既婚者で、すでに作家になっている原作の主人公と比べると、前途多難だ。「ジョンスという人物は未来に対して不安を抱えている、若く無力な男性。この世の中は何かが間違っていると思うんだけれど、それが何なのかはっきりわからず、何かと戦うべきではあるんだけれどその相手が見つからない。そういう状況に置かれています」
提供元:Yahooニュース