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母の虐待、少年院出身の過去…すべてをさらけ出して。戦慄かなの・20歳の覚悟(BuzzFeed Japan)

「私、ビリギャルよりもビリですから。少年院の中でも一番の問題児だったんで(笑)」
少年院出身アイドル、戦慄かなの。普通だったら隠したくなるような過去を、彼女はあえてさらけ出して勝負する。
母親から虐待を受けて育った。学校には居場所を見つけられず、高校は中退。補導歴もあり、ブラックなビジネスを取り仕切っていたこともある。
あまりに型破りな経歴は多くの人の興味を引く。指を噛んで性格を診断する「アウト」な特技と歯に衣着せぬ物言いで爪痕を残し、いまでは地上波のバラエティ番組にまでその活躍の幅を広げた。
「少年院の過去を使って売れようとしている」
「キャラクターそのものが不謹慎」
一方的に非難の声を浴びせられることもある。だが同世代の誰よりも険しい道のりを歩んできた彼女は信じている、経験してきたマイナスの体験が大きいほどに成功したときの振り幅も大きいと。
少年院での2年間を経て、彼女はいま2度目の人生を生きている。
【BuzzFeed Japan / 千葉雄登】
小さい頃、両親はお金がらみで喧嘩ばかりしていた。母親が父親に暴力を振るうDVの状態が続き、2人は彼女が6歳のときに離婚した。
大阪から東京へと引っ越し、はじまった父のいない生活。感情の浮き沈みが激しい母親の矛先は幼い姉妹へと向かった。少しでも気に食わないことがあると殴られた。彼氏と海外旅行へ突然行き、1週間帰ってこなかったこともある。最後の数日は冷蔵庫の食べ物も尽き、水を飲んで空腹をしのいだ。
これが幼い戦慄かなのにとっての「日常」だった。
「暴力を振るわれてはいたけど、お母さんのことが大好きでした。殴った後にはハグやキスまでしてくれて、優しかった。周りの家庭と違うことには小学校高学年にもなると気付きます。でも、私たちは良くも悪くも普通の家族とは違う、もっと深い愛情でつながっているんだって信じていたんです」
虐待は子を憎む母親が暴力を振るうことだと思い込んでいた。だからこそ、ここまで愛情を注いでもらっているのに、虐待だと言ってしまうのは母親に失礼だとさえ感じていた。
「お母さんはときどき不安定になる。そんな母を支えてあげられるのは私だけだった」
恋愛で上手くいかず、泣きわめく母の姿が目に焼き付いている。小学生の彼女には母が話していることは理解できなかったが、それでも支えようと必死に耳を傾けた。
提供元:Yahooニュース