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キングコング西野、「余った印税の使い道」は新宿にあった?(TOKYO FM+)

放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。1月13日(日)のゲストは、前回に引き続き、キングコングの西野亮廣さん。約1万8,000人の会員数を誇る会員制オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の、ユニークなものづくりについて語ってくれました。
【写真を見る】キングコングの西野亮廣さん
高須:本(2018年11月に発売されたビジネス書『新世界』)も売れてんのやろ? サービスやビジネス、今あるものをどうしたらええかという考え方の本やんか。今後もそういう本を出していくの?
西野:多分そうですね。自分が仕入れた情報をみなさんと共有して、新しいものが出てきたらおもしろいなと。
高須:本は、今の西野が考えてることをいち早く文字にする。ものづくりでは、自分の好きなことをやっていく。日々の事件やトラブルは、“大喜利脳”でいろんなサービスやイベントにしていく。その3本は変わらへんの?
西野:それをやりつつ、オンラインサロン(西野亮廣エンタメ研究所)をデカくしたいですね。(会員が)10万人になったら、活動費で、サロンでしか観れない映画やドラマを作ったり、Amazonプライムみたいなものを作ったりしようと。あと、絵本も定期的に出してるんですけど、それもサロンだけで公開・販売して、1年後くらいに世間に出すとか。
高須:なるほど、先に読めるんやね。
西野:おもしろいことを思いついたんです。絵本に主題歌をつけたくて、僕が次に出す絵本(『チックタック ~約束の時計台~』)で超大物アーティストとコラボしようと。それで、どういう結果が出たら、相手に話を呑んでもらえるか考えたんです。1つは、そのアーティストの曲の認知が広がること。もう1つは、印税が入ること。だから、絵本の宣伝として主題歌をYouTubeにアップし、その映像は絵本のイラストにして、絵本の印税をアーティストに支払ったら、全部の目的を果たせるなと。
高須:なるほどね。曲もついて、広告にも使えて、今までにない絵本にもなって、アーティストもちゃんとお金がもらえる。すごいね。
西野:CD屋さんよりも、本屋さんのほうが数が多いので、歌はCDで出すより本として出したほうがいい。本は、作家にだいたい10%くらい印税が入るので、そのなかの3~4%をアーティストさんにお支払いすればいいなと。僕はあまり印税はいらないし、印税よりオンラインサロンのメンバーが増えたほうがいいですから。印税は、その作品を売りたくなる人を増やすために使ったほうがいいと思うんですよ。
高須:正しいねー! 残った印税は、どう使うの?
西野:僕はだいたい、広告費に回してます。新宿の看板を買ったり。
高須:買ってんの?
西野:はい。広告効果がどのくらいかを知りたかったんです。看板を出す場所は、僕がいつもお世話になっている紀伊國屋書店 新宿本店さんに一番近い場所。そこで本を買ってくれたほうが嬉しいから。恩返しです。
高須:書店さんも、本を推してくれるもんね。
西野:そっちが大きいですね(笑)。
高須:西野流やね~。いい意味で、ペテン師や(笑)。じゃあ今年はサロンをデカくして、好きなことをできる枠組みを広げていく感じ?
西野:そうですね。あとはサロンに入ってきた人のメリットを増やそうと。サロン会員はいま1万8,000人くらいいるんです。で、こないだ大阪で美容室に行こうと検索していたら、「待てよ? この近くにサロンメンバーが経営してる美容室が絶対にあるぞ」と。メンバーに問いかけて、行ってみたら、すごく心地よくて楽しかったんです。それをサロンに投稿したら、みんなが「どうせお金を落とすならサロンメンバーに落としたい」と言い出した。さっそくエンジニアチームに、サロンメンバーが働いている店が一目でわかるマップを作ってもらいました。そうすれば、みんなの売り上げも上がりますから。
高須:なるほど!
西野:サービスの集客を増やしたい方は、西野を知らなくてもオンラインサロンに入れますしね。
高須:地図を作ってるのは、西野が抱えているエンジニア?
西野:サロンのなかにエンジニア部があるんですよ。今、700人くらいいます。僕が思いついたアプリを、エンジニア部に「誰か作りたい人います?」と投げると、「ハイハイ!」と。
高須:でも、それをほかの誰かがやってしまうかもしれないやん?
西野:僕、パクられるのは全然いいです。それが世の中のためになれば。
高須:少なくとも西野旗はつけたいやん! そういう気持ちはないの?
西野:ないですね(笑)。「こういうサービスがあればいい」を、誰かが作ってくれれば。今、“鎖国”みたいなことってできないじゃないですか。何か発信したら、横やりが入って角が取れちゃうし、下手なことが言えない。でも、着物や浮世絵って、日本が鎖国してなかったらああはなってなかった。極端な“ボケ”を生もうと思ったら、ある程度の鎖国感は作っておかないと、今の時代難しいと思うんですよ。
高須:鎖国して、そこでしか作れないものを勝手に作るということね。
西野:そうですね。完成したら世に出せばいい。だから僕、映画も本の原稿も(サロンメンバーに)先に投げてます。「あれがいい、これがいい」と、雑なツッコミじゃなくて、建設的な会話が生まれていますよ。
(TOKYO FM「空想メディア」2019年1月13日(日)放送より)
提供元:Yahooニュース