-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
嫌われても…「明石家サンタ」で学んだ八木亜希子の原点(日刊ゲンダイDIGITAL)

【今週グサッときた名言珍言】
「最初にゴーンときちゃいました」(八木亜希子/フジテレビ「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2018」18年12月24日放送)
クリスマスイブの深夜に視聴者から電話で不幸話を聞く、毎年恒例の「明石家サンタ」。電話に出た視聴者が「カルロス・ゴーン」と名乗ったことで、その不幸話のオチが弱まってしまった。あえなく「不合格」となって明石家さんまが電話を切ると、司会の八木亜希子(53)が思わず放った一言が今週の言葉だ。
いかに彼女がこの番組を楽しんでやっているのかが分かる。何しろ、フジテレビ退社後も唯一継続して出続けているほど大切にしている番組なのだ。
八木がフジに入社したのは1988年。有賀さつき、河野景子と同期で、フジがイケイケで絶頂だった時期だ。新人研修が終わった翌日、ゴルフ大会のプレゼンターを務めたのが、最初の仕事だった。
その時に「バニーガールの格好でやってくれ」と言われた。今だったら完全にセクハラで問題になってしまうだろう。結局、ゴルフウエアになって事なきを得たが、そういう時代だったのだ。
初めてのテレビ出演は「笑っていいとも!」。テレフォンアナウンサーとしてステージの隅に登場するはずが、緊張しすぎて真ん中まで出て行ってしまった。
「明石家サンタ」が始まったのは、入社2年後の90年。八木は番組立ち上げから抜擢された。けれど、当時は数ある特番のひとつ。それが30年近くも続くライフワークになるなどとは想像もしていなかった。
フジ退社後、結婚してアメリカに住むようになったとき、さんまに「もうできなくなっちゃいますね」と話していたが、プロデューサーの三宅恵介には「別に辞めなくてもいいんじゃない? その都度、考えれば」と言われた。
改めて、さんまに相談すると、「正解はない」という返事だった(「マイナビニュース」18年12月19日)。さんまは相手の選択を強制したりはしない。八木の気持ち次第だというのが、答えなのだろう。
八木は「『サンタ』でアナウンサーとしての姿勢を学んだ」(文芸春秋「文春オンライン」17年6月3日)という。番組初期のある回で、さんまが「不合格」と判断して電話を切ったとき、八木は思わず「かわいそう」と口にした。それに対し、三宅から「どうしてそんなにいい子に見せたいの?」「別にいいじゃない、嫌われたって。相手に嫌われたって、見てる人にそれが正しければいいじゃない」と言われハッとした。
「目の前の人に好かれる、嫌われるじゃなくて、見てる人にフェアであることが大事なんだ」(同前)と。それはバラエティー番組だけでなく、報道や情報番組の司会を務める際も、八木の姿勢の原点になっているのだ。
(てれびのスキマ 戸部田誠/ライタ―)
提供元:Yahooニュース