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ヴィヴィアン・ウエストウッドのエレガンスは何故「最強」なのか(dmenu映画)

12月28日(金)から公開される『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』は、イギリスで初めて“デイム”の称号を与えられたファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドの素顔を描くドキュメンタリー映画です。
ヴィヴィアン・ウエストウッドといえば、ファッションデザイナーとして人気なだけでなく、イギリスのパンクムーブメントを支えた人物。作中ではこれまでに残してきた数々の名言などを通して、ブランドの誕生秘話にはじまり、デザイナー、母親、妻、活動家としての彼女の素顔が描かれます。今回は、彼女の伝説的なエピソードを振り返ってみたいと思います。
【写真】ヴィヴィアンと25歳年下の夫・アンドレアス
ヴィヴィアン・ウエストウッドは伝説的なパンクグループのセックス・ピストルズを、彼らのマネージャーであるマルコム・マクラーレンとともにサポートしたことで知られています。そのため、反体制的でアナーキーな人物という印象もありました。
ところが、イギリス王室から“ナイト”の女性版にあたる称号の“デイム”を授与されたことで、彼女が反体制側から体制側の人間になったかのように考えた人もいたことでしょう。しかし、彼女はイギリスの新聞『The Gurdian』のインタビューで、「何事にも服従しないために戦っている」と答えるなど、未だ反骨精神が旺盛です。
“デイム”の称号を受け取ったことは、「世間が納得するような爵位を取得したことが、自分のやっていることを広く世間に真剣に受け取ってもらうきっかけになれば」と思ってのこととか。未だその言葉の端々からは、若い頃と変わらないパンクスピリッツを感じさせます。
1992年にヴィヴィアン・ウエストウッドは、イギリスの勲章OBE(大英帝国勲章)を受勲します。このとき、彼女は記者たちの前で突然スカートをめくって見せました。以前から彼女は「ドレスを着る時は下着を履かない」と話しており、それを証明してみせたのです。
さらに、昨年発売された写真集『VIVIENNE WESTWOOD, ANDREAS KRONTHALER, JUERGEN TELLER by Juergen Teller』の表紙では、70歳を過ぎた彼女がヌード姿で表紙を飾っています。老いてなお大胆であり、反逆性とエレガンスさを備えた彼女のデザインそのままの行動が、世界中で話題になりました。
自分の美学にのっとった大胆不敵な行動をとり続ける彼女ですが、その素顔は意外にも純朴です。
大企業の傘下に入ることなく、77歳にして世界数十カ国に100店舗以上を展開するブランドのトップだけあって、その資産は5,000万ポンド(約72億円/1ポンド145円換算)(※)。それにも関わらず、彼女はサウスロンドンの小さな家に住み、一般人と同じように近所を自転車で走るなど、庶民的な姿がたびたび目撃されています。ちなみに、『The Gurdian』のインタビューによると、1番好きな食べ物はレタスなのだとか。
パワフルな人物像からはかけ離れているように思えますが、そういった素朴なパーソナリティーも、彼女が人気を集める理由のひとつになっています。
また、近年では環境保護にも熱心なことで知られており、自ら環境保護団体の「Climate Revolution」を設立。日本でも見かける化粧品・バス用品メーカー『LUSH』などとコラボし、収益を環境保護団体に寄付しています。
提供元:Yahooニュース