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毎年恒例のクリスマススピーチ、エリザベス女王が訴えたかったこと(ELLE ONLINE)

サンドリンガムハウスでクリスマスを迎えたエリザベス女王。例年通り移動は公共交通機関! ロンドンのキングスクロス駅からサンドリンガムハウスの最寄り駅キングスリン駅まで電車に乗り、ホームを一般人に混じってホームを歩くところが目撃されている。
【写真】ファンが捉えた、見たことのないロイヤルファミリーの瞬間
電車移動と同じく恒例のクリスマスのスピーチも12月25日(火)に放送された。1952年に始まった伝統で、最初はラジオ、現在はネットとテレビで世界中に配信している。「私の家族にはとても忙しい年でした。2つの結婚式、2人の赤ちゃん、そしてもうすぐ次の子どもも生まれます。忙しい祖母でいられます」と今年を振り返ったエリザベス女王。2つの結婚式とはヘンリー王子&メーガン妃、ユージェニー王女とジャック・ブルックスバンクの結婚式。そして2人の赤ちゃんはルイ王子、エリザベス女王の孫のザラ・ティンダルの娘レナ。そして次の子どもとはもちろんヘンリー王子とメーガン妃の待望の第1子!
「私は長年の間にたくさんの変化を見てきましたが信頼、家族、そして友情は私にとって常に変わらないものであるだけでなく、癒しと安心を与えてくれるものです。たとえ非常に大きな違いがあったとしても、相手に同じ人間として敬意を持って接することはいつでもより深い理解への第一歩です」。ちなみに女王の胸に光っているのはルビーとダイアモンドをあしらった黄金虫のブローチ。これはフィリップ王配からの贈り物だそう。
世界中で格差、憎悪による事件や犯罪が多発した2018年。イギリスでもEU離脱を巡って国内での断絶が深まっているという。そんな中、エリザベス女王のメッセージが多くの人の心に届くことを祈りたい。
(text : Yoko Nagasaka)
提供元:Yahooニュース