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ドン・ファンは初めて会う須藤早貴被告を南紀白浜空港で自ら出迎え【紀州のドン・ファンと元妻 最期の5カ月の真実】(日刊ゲンダイDIGITAL)

【紀州のドン・ファンと元妻 最期の5カ月の真実】#26

 2017年12月10日、須藤早貴被告は1人で野崎幸助さんのところにやってきた。

紀州のドン・ファンが須藤早貴に捧げていた“命懸け”の求婚

 私はその数日前から、週刊現代の仕事で野崎幸助さんを取材していた。テーマは「ドン・ファンと愛人」で、彼が実際に愛人と会っているところを記事にするというものだった。一連のドン・ファンの記事がヤラセではなくガチンコであることを証明するのが狙いで、この時はドン・ファンから、まだ会う前の早貴被告の写真も見せられていた。

「167センチで21歳ですか」

「モデルだって」

「へえ……」

「モデルったって、食えないモデルはゴロゴロいるからなあ」

 ドン・ファンはモデル業界が虚栄に満ちた世界であり、ほんの一握りのモデルしか食っていけないことも知っていたので、モデルに対して大きな幻想は抱いていなかった。

 私はというと、必要なのはドン・ファンと愛人のツーショット写真であり、女性の顔にはボカシを入れる段取りになっていたので、早貴被告の顔もプロフィルも取材する必要はなかった。

 早貴被告が降り立つ南紀白浜空港には、マコやんが運転する車でドン・ファンが自ら迎えに行った。私とカメラマンは、空港の離れた場所にレンタカーを止めて、ドン・ファンが早貴被告を出迎える様子をロングのレンズで押さえた。その後は田辺市内にあるドン・ファンの自宅の前に移動し、皆が帰ってくるのを待っていた。

■闘鶏神社で一緒に参拝

 しかし、2時間近くも経つのに彼らは戻ってこなかった。なんでも白浜の海岸線をドライブしてから、市内の闘鶏神社へお参りに行ったというのだ。この歴史ある神社は、ドン・ファンが勝負をするときに必ず足を運ぶところであり、相手の女性を気に入った時は一緒に参拝するのが習わしとなっていた。

「どうか結婚できますように……」

 常にドン・ファンはそう祈っていたようだが、それまでは女性を連れていっても、うまくいったためしがなかった。

「闘鶏神社に連れていったら、うまくいかない」

 マコやんはそう言って笑っていたが、ドン・ファンにはそのようなマイナスのジンクスは全く通じないのである。

 ようやくドン・ファンたちが乗ったベンツが自宅前に停車した。

「はい、そこに並んで下さい」

 ベンツから降りたドン・ファンと早貴被告を並べてシャッターを押した。ドン・ファンの愛犬イブちゃんも一緒だ。玄関脇でも庭木を背景にツーショットを撮った。

 これが世間に流布されることになる有名なツーショットである。(つづく)

(吉田隆/記者、ジャーナリスト)

提供元:Yahooニュース
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