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張り込み現場では一般社会では見えにくい「闇の穴」が顔をのぞかせる【芸能人必読!「張り込み」取材最前線】(日刊ゲンダイDIGITAL)

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【芸能人必読!「張り込み」取材最前線】#5
大波が踊り狂う若者たちの頭上を叩きつけ、そのまま天井まで上がったところで砕けると、今度は水しぶきとなってまた戻ってきた。レーザービームによる演出だが、目を開けていられないほどのまぶしさに、中年記者は前後不覚になったものだ。
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昨今ブームのクラブは中年記者の知るディスコと違い、お立ち台があるわけでもなければ、ワンレンボディコンで着飾った女たちが踊っているわけでもない。DJブースのあるフロアでは、思い思いの服装をした若者たちが、好き勝手に盛り上がっている。音楽もよくわからなかったが、決まった踊り方をしているわけでもなく、本当に好き勝手という印象であった。
ガラスと黒服に囲まれたVIPエリアで、かつてJリーガーらがこれ見よがしに集まって、女性を漁っていた光景は、もう30年くらい昔のこと。前回ターゲットにしたタレントもVIPでありながら、一般エリアに降りてきて、客から声をかけられても、気さくに応じたりしている。時代は変わったのだ。
変わったといえば、ドラッグ事情もだろう。かつてもあったし、今もクラブ遊びの後に沢尻エリカが逮捕されて表舞台から退いていった。それもコロナ禍になって、夜の繁華街での遊びに歯止めがかかり、結果的に風紀は改善したところもあるのかも知れない。そう見ていたのだが……。
「薬局は大繁盛みたいだな」との暴力団関係者のコメントが一部で報じられた。「薬局」とは覚醒剤などの密売などをシノギとする組織の隠語だそうで、闇営業のバーやクラブ周辺の路上で客と直接取引しているのだという。すっかり人けが少なくなった繁華街の路地裏に張り込む。よく知ったタレントの車がやってくるとの情報である。足元のおぼつかない男女の姿もあるが、かつてディスコで踊っていた若者たちのように、笑顔で取材に応じるとは限らない。
「来たか」
「ええ」
黒いジャージー姿の男がスマホ片手にうろついて、電信柱にもたれたり、ガードレールに腰かけたりしている。明らかに誰かを待っている様子だ。通りの向かい側からカメラを構え、いつでも対応できる態勢は整えた。
と、そこで男が一瞬、顔をあげて、こちらを見た。すぐにうつむいたが、中年記者は見逃さない。男はこちらに歩み寄ってくるわけでもないが、空気がかわった。
歩き去るそぶりも見せないのは、仲間を呼んだ可能性がある。
「……出直すか」
ちいさく言うと、自衛官上がりのカメラマンはすぐにカメラをおろした。
揉め事になって、警察沙汰になるならまだましで、拉致されて東京湾に沈められるというヤクザ映画さながらの展開もないとはいえない。誰もいない繁華街の一角は、しんとして不気味だ。けんのんさがある。自分の身は自分で守らなければならない。張り込みの現場では、一般社会では見えにくい、そこここに開いた闇の穴が顔をのぞかせる。落ちたら真っ逆さまだ。そんな現場からは遠ざかるしかない。 =つづく
(取材・構成=長昭彦/日刊ゲンダイ)
提供元:Yahooニュース

