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RADWIMPSの曲のうち“ラブソング”は何割なのか 最も多いテーマは「哲学」だった?(エキサイトミュージック)


音楽を数字で見ていく本連載、今回はRADWIMPSを取り上げたい。


2005年のメジャーデビュー以来、複雑なギターアンサンブルや、ラップなどを積極的に取り入れた独特のメロディー、そして何よりヘヴィな恋愛観の歌詞で男女問わず広く支持されてきたRADWIMPS。2015年には映画「君の名は。」の主題歌「前前前世」の大ヒットで、お茶の間にも知られることとなった彼らは、2018年12月12日に最新アルバム『ANTI ANTI GENERATION』を発売。心待ちにしていたファンも多いだろう(私もである)。


今回は、そんなアルバム発売を記念して「RADWIMPSの曲のうち、ラブソングは何割なのか」を調べてみたい。


なお、あらかじめ断っておくと、今回この調査を通して私が学んだもっとも大きな教訓は「RADWIMPSの歌詞は全体的に深すぎて、ものすごく分析しづらい」ということであり、ボーカル・野田洋次郎が生み出す独特な世界観は、私が数字で扱うにはあまりに荷が重すぎた。ゆえに、拙い部分も多々あるかと思う。


では、調査対象を確認しよう。今回はRADWIMPSとしてリリースされたオリジナルアルバム9枚、シングル22枚、YouTube発表曲をあわせた計144曲を対象とする(サウンドトラックやソロプロジェクト、プロデュース曲などは一律で除く)。


「ラブソング」の定義は「結婚」「男女」のような恋愛にまつわる単語が出てきた楽曲とし、いわゆる恋愛をメインとして扱ったものかどうか判断が難しい場合は、原則「ラブソングではない」とした(具体的には「タユタ」「G行為」など)。


つまり、今回は「どういう解釈しても、ほぼ確実にラブソングである」と思えるもののみを「ラブソング」に分類していると考えて欲しい。


それでは早速、144曲のうちラブソングの割合を見てみよう。


・ラブソング 33.6%

・ラブソング以外 66.4%


結果を見ると、いわゆる「ラブソング」は33.6%で、およそ3曲に1曲という結果になる。これを多いと考えるかは個人差があるかもしれないが、私個人としては「RADWIMPSなら半分はあるだろう」と勝手に踏んでいたので「意外とラブソングが少ないな」というのが素直な感想だ。


また、さらに意外(?)なことにRADWIMPSには、ラブソングよりも多く歌われているテーマも存在する。というわけで、続いてはRADWIMPSが「逆にラブソング以外に何を歌っているのか?」を見てみよう。


これに関してはテーマがかなり多岐にわたり、分類が少々あらくなってしまったのだが、およそ以下のようになる。


哲学 37.1%

ラブソング 33.6%

友情・愛情・孤独 13.3%

インスト 2.8%

その他 13.3%


最も多いのは「哲学」で、これはRADがラブソング以上に多く歌われている唯一のテーマともなっている。


この「哲学」というのは「自分がどう生きるか」「そもそも生きるとは何か」「人間とはどういう存在なのか」という哲学的な問いに向き合っている曲を分類しており、具体的には<起承転結の『転』だけを/欲張って頬張った僕らの日々よ./『結』することなどのない日々を>というフレーズが印象的な「君と羊と青」、<「お前なんかいてもいなくても」がお得意の 意地悪いこの世界の口癖で>から始まる軽快なナンバー「会心の一撃」などが含まれる。


正直、このテーマについては歌詞の切り口があまりにも多岐にわたっていたため、ひとくくりにするのもいかがなものかと思ったが、「命」「生き方」「人生」を扱っている曲という点で共通点があったため、「哲学」としてまとめることとした。


「哲学」「ラブソング」に次いで多かったのは「友情・愛情・孤独」をテーマに歌った楽曲である。これは具体的には、野田がバンドメンバーそれぞれへの想いを歌った「独白」、切々と孤独を歌いあげた「だいだらぼっち」などが含まれる。


また「その他」には、どこに分類するのもしっくり来なかった曲を含めており、具体的には9thシングル「オーダーメイド」のカップリング曲である「グーの音」などが該当する。というよりこの曲は、歌詞のテーマがあまりにも掴みにくく途方にくれていたところ、歌詞の最期の一文で<to tell the truth me, myself have no idea what i'm saying(正直言って、自分自身も自分が何を言っているのかわからない)>と締めくくられていたため「ボーカル野田がわからないのであれば、私にわかるはずもないだろう」ということで、心おきなくその他に入れさせていただいた。個人的には、こういった歌詞のテーマが断言しづらい、語感や言葉遊びのセンスが光る曲が多いこともRADの魅力のひとつだと思っている。


また、アルバムごとに歌詞テーマの割合を見てみても、「哲学」が、すべての時期・アルバムを通して歌われ続けていることがわかった。ラブソングのイメージが強いRADだが、実際には恋愛以上に、人生について深く思考している「哲学バンド」だと言えそうだ。


また、もっともラブソングが多いのは、出世曲となった「ふたりごと」「有心論」を含む4thアルバム『RADWIMPS4 ~おかずのごはん~』。ラブソングが過半数を超えている唯一のアルバムで、両想い・片想い曲のいずれもが収録された名盤である(私調べ)。


さらに、最もラブソングが少ないのはシングル「携帯電話」「DADA」などが収録された6thアルバム『絶体絶命』。少ないというより、正確に言えばいわゆるラブソングが1曲もないRADの唯一のアルバムだ。ゆえに、もし「ラブソングに抵抗があって、あまりRADWIMPSを聴いたことがない」という方がいれば、ぜひ入り口として『絶体絶命』を強くオススメさせて欲しい。


その他、特徴的なところとしてはメンバーが20歳の時にリリースされた「RADWIMPS2 ~発展途上~」。こちらはRADの中では珍しく「友情・愛情・孤独」について歌った楽曲が多いアルバムで、若かりしRADの魅力が詰まった1枚と言えそうだ。


それでは最後に、「RADWIMPSのラブソングのうち、どれくらいが片想いで、どれくらいが両想いなのか?」という、マメ知識を読者の皆様に授けたい。


なお、今回は別れの歌を「片想い」とし、それ以外の楽曲を「両想い」として分類した。詳しい理由は後述するので、まずは結果を見てみよう。


・両想い 60.4%

・片想い 39.6%


結果としては「両想い」が過半数となっており、なんとなく充実した生活が透けて見えて大変うらやましい限りである。


ファンにはお馴染みの内容だが、RADWIMPSのラブソングは「相手がどう思っていても、自分はこういう風に相手のことが好きだ」という表現の歌詞が多く、聴いている限りでは、両想い・片想いのどちらなのかが判別しにくい曲が多い(というより、ある意味でほぼすべてが片想いの曲ともいえる)。ゆえに、今回は明確に「別れ」を中心に扱っている曲だけを「片想い」とし、判別しづらい曲はすべて「両想い」としたこともこの結果に影響している、ということも付け加えてたい。


なお、数少ない“明らかな”片想い曲の代表例としては、RADの中でもトップクラスの切なさを誇る楽曲「me me she」や、あまりにセンセーショナルかつ衝撃的な歌詞で物議をかもした16thシングル「五月の蝿」などが該当する。同じ「別れ」を扱った片想いの曲ではあるが、アーティストが違うのかと思えるぐらい大きな振れ幅のある2曲なので、ぜひ聴き比べてみて欲しいと思う。


デビューから17年を迎えてなお、ロックの最前線で活躍し続けるRADWIMPS。最新アルバムがどんな内容になっているのか、今から聴くのが私も楽しみである。


■まいしろ

社会の荒波から逃げ回ってる意識低めのエンタメ系マーケターです。音楽の分析記事・エンタメ業界のことをよく書きます。

提供元:Yahooニュース
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