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女優水谷果穂「今は感謝」祖母が勝手に応募から6年(日刊スポーツ)

浜松市生まれの女優水谷果穂(21)が、日刊スポーツ静岡支局のインタビューに応じ、飛躍の2018年を振り返った。
【写真】水谷果穂、本田圭佑ばり敬礼披露
日本テレビ系「Going! Sports&News」の土曜日お天気キャスターを務め、TBS系「ブラックペアン」「義母と娘のブルース」と高視聴率の連続ドラマに出演。スターへの階段を上っている最中だが、深い浜松愛を持ち、タレント久保ひとみ(49)のごとく、地元貢献を期していた。
◇ ◇ ◇
水谷の転機は中3の夏だった。祖母が内緒で現在の所属プロダクションに、オーディション応募書類を送っていたのだ。
「驚きました。書類審査が通った時点で初めて聞かされましたが、『追加で動画を撮る』と言われ、恥ずかしくて『撮らなくていいよ~』と言いました」
それでも、動画を送り、上京して面接も受けた。
「自分で応募したわけでもなく、フワフワした気持ちで行ってみたら、いろんなことを聞かれて、丸裸にされた気持ちになりました。自慢できることもなく、何もできず、不思議と『悔しい』と思いました」
「不合格」と思い込んでいたが、数日後に「合格」の連絡が入った。月1ペースで上京し、演技レッスンを受けることに。
「『学業優先で』と言われましたので、地元に残りました。ありがたかったです。家族が一緒にいることが好きで、都会でも田舎でもない浜松は、居心地がいい。当時からそう思っていましたから」
高校には自転車で30分かけて通った。物理科学部に所属。べっこうあめ、スライム、スーパーボール、割れにくいシャボン玉を作ったという。
「ドラマに出始めると、学校での立ち位置も変わってきましたが、体育祭、文化祭を含めて高校生らしいことはできていました。初めて写真集も浜松で撮りました。通学路の坂道、自宅、山、海辺などで」
2016年3月、高校を卒業。同時に東京での暮らしが始まった。
「寂しさは今でもあります。1日、2日でも休みがあれば、実家に戻っています。やっぱり、居心地がいいので(笑い)」
帰省すれば家族も喜ぶ。だが、今年に入って活動の幅を広げたことでも喜ばせている。3月から「Going! Sports&News」の土曜日お天気キャスターを務めており、4月期に「ブラックペアン」、7月期に「義母と娘のブルース」と立て続けに連ドラ出演を果たした。
「『ブラックペアン』では、院長の指示で患者さんのデータをライバル病院に流した看護師を演じました。不正を追及され、号泣するシーンの前は、プレッシャーで『うぇ』って感じでした。しかも、セリフはなく、表情だけを見せることになっていて不安ばかりでしたが、(追及してくる主人公の)二宮(和也)さんのことが怖くなって、自然と涙が…。そこからは止まらなくなりました」
「義母と娘のブルース」では、主人公(綾瀬はるか)の娘(上白石萌歌)と親友の女子高生を演じた。放送が始まってから出演が決まり、憧れの綾瀬との初共演が実現した。
「綾瀬さんのことはずっと好きなので、生のお姿を初めて見られただけで感激しました。あいさつ程度で個人的な話はしなかったのですが、『やっぱり、好きだな』と。あの雰囲気、お芝居は、人間性を磨き上げているからだと感じますし、私も内面から磨きたいと思いました」
活動は女優が中心だが、昨年7月にデビュー曲「青い涙」、今年6月にはセカンドシングル「君のステージへ」をリリース。透明感のある歌声をライブで披露するなど、今時では珍しい二刀流だ。
「歌に取り組んだのは、(役の)オーディション対策で歌のレッスンも受けたことがきっかけです。芝居だったら、セリフの途中で変な声になっても、演じる側と見る側の心が動いていれば成立する。ただ、歌だと気持ちがあっても、音が外れていてはダメ。その違いを感じながら取り組んでいます」
「君のステージへ」のミュージックビデオ(MV)収録には、希望して浜松から友達2人を呼んだ。気心知れた3人での共演だ。
「幼稚園、小学校、高校が同じ3人です。MVで友達と過ごす自然な雰囲気を出したくて、お願いしました。一緒に踊るダンスシーンも撮って、2人とも『楽しかった~』と。私も楽しかったです」
友人を呼んだのも地元愛があればこそだが、県内でのイベント、県テレビ局の番組出演も望んでいる。
「地元のPRに貢献したい思いがすごくあります。静岡県出身の有名な方が、広告やポスターでそういう活動をされているのを見て、『自分もこうありたい』と思います。その中で、久保ひとみさんと共演できたら幸せです。子供の頃から番組、CMでずっと見てきたので。この前、新幹線でお見かけしたのですが、勇気がなくて声をかけられませんでした」
実は右足の手術を受けて9月から約2カ月間、休養していたが、現在は元気に活動中。女優、歌手の二刀流を続け、家族、静岡県民に恩返しするつもりだ。
「今、仕事が楽しいと思えます。いったん離れても、結婚、出産された方が活動を再開するのも、楽しくてやりがいがある仕事だからだと思います。この世界に導いてくれた祖母に感謝していますし、長く続けたいです」
料理が好きで、管理栄養士の資格取得を目指していた時期もあった。おっとりタイプで、話すテンポもゆっくりだが、負けず嫌いで心(しん)もある。心の支えは、出演番組などを見た家族からの「良かったよ」だ。
「それは、『無事に終わって良かった』の意味もあるのですが、私としては、『心から良かった』と思ってもらいたいです。その度合いの違いは、メールでも分かるので、いつも『心から』になるように、頑張っていきたいです」
まだ21歳。大好きな故郷、家族を支えに、1歩1歩階段を上っていくつもりだ。【柳田通斉】
◆水谷果穂(みずたに・かほ)1997年(平9)11月3日、浜松市生まれ。12年春、芸能プロダクション研音のオーディションに合格して所属。13年4月、大原学園のCMでデビュー。家族は両親、妹2人。163センチ。血液型B。
提供元:Yahooニュース