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登場人物すべてが“成長中”。K・ウォーターストンが語るファンタビの魅力(ぴあ映画生活)

日本でも大ヒットを記録している『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で、キャサリン・ウォーターストンが再び魔法使いのティナを演じている。本シリーズは作品を重ねるごとに物語が大きく動き、舞台が変わり、アッと驚く展開が待っているが、キャラクターも常に成長・変化を続けている。「この物語の登場人物は誰もが成長過程にある」と語る彼女に、自身の役や気になる新作について話を聞いた。
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本作は“ハリー・ポッター”シリーズと同じ世界観を共有している新たなシリーズの最新作で、魔法動物学者のニュートが、人間界と魔法界の両方を支配しようとする“黒い魔法使い”グリンデルバルドの行方を追うドラマが描かれる。ウォーターストンが演じているティナはニュートがアメリカで知り合った女性で、闇の魔法使いを追う専門家“闇祓い”として活動中だ。
本シリーズは壮大なスケールの映像や魔法が次々に登場し、愛らしい魔法動物たちが活躍する楽しい作品だが、その根幹にあるのは重厚な人間ドラマで、ウォーターストンは「この映画に出演したキャスト全員が“この映画で自分の役が一番オイシイ”って思ってるでしょうね」と笑う。「この作品の登場人物はみな、内面に複雑で混沌としたものを抱えていて、誰もが成長過程にあります。大規模なシリーズ作品でここまで複雑な要素が扱われることは多くありません。でも、それこそがこのシリーズを面白くしているのだと思います。『ハリー・ポッター』シリーズを振り返ればわかることですが、その複雑さは大人の観客だけでなく、子どもたちにも理解されています。人間をリアルに描くこと。それこそが魔法描写のリアリティに磨きをかけていますし、子どもたちは欠陥のあるリアルな人間が魔法のある世界を生きているのを見て、本当にこんな世界が存在するんじゃないかと思ってくれているのではないでしょうか」
ティナも複雑で成長過程にある人物だ。ある時期、彼女は仕事に問題を抱えていたし、一緒に暮らす妹のクイニーのことも気がかりだ。さらに公開中の最新作では、距離が近づいたはずのニュートに関する“ニュース”が飛び込んできて、彼女の心中は穏かではない。「ティナは常に成長を続けている女性です。それに私が好きなのは、ティナは仮に状況が悪かったとしても決して諦めずに進み続けるところ。たとえシーツにくるまってベッドから出たくない日でも(笑)、彼女はベッドから起き上がって行動できる人。芯の強い女性なんです。その一方で、私が考えたのは、ティナは様々なことを経験したり成長したりするはずの10代に、クイニーの“親”としても振舞わなければならなかった(ティナとクイニーの姉妹は早い段階で両親をなくしている)せいで、いまだに思春期のような未熟な部分と、成熟した大人の部分が混在しているのではないか? ということでした。ふたつの異なる要素が同居しているティナは魅力的なキャラクターですし、私自身も彼女が今後、どうなっていくのか楽しみなんです」
ティナの今後と同じぐらい気になるのが、彼女とニュートのロマンスの行方だ。シャイなニュートと相手に素直になれないティナは、距離を縮めつつあるが、その恋は一進一退。もどかしくも微笑ましい関係だ。「私が演じる上で想定していたのは、ハワード・ホークスの『ヒズ・ガール・フライデー』のようなクラシカルなロマンティック・コメディです。観客の方が先を見越していて、観ている側は状況をよくわかっているんだけど、肝心のふたりは状況がわかっていなくて、本当は相手に夢中なくせに、お互いにコミュニケーションがうまくとれなくて、イライラしたり、衝突したりする(笑)。私自身も“ニュートとティナはいつかは結婚するんじゃないかな”と思っていますけど、ふたりの旅の道のりはまだ長くて、今後もお互いにイライラしたり、ロマンティックな瞬間があったり……これからも山あり谷ありでしょうね」
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
公開中
提供元:Yahooニュース