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伊藤健太郎と山本舞香との破局報道は“カモフラージュ”の可能性(日刊ゲンダイDIGITAL)
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世間を騒がせたひき逃げ事故から8カ月強、伊藤健太郎(24)が"完全復帰"に向けて動き出した。6月30日にはファンクラブ"GOLONDRINAS(ゴロンドリナス)"の開設を発表し、19日からは自らのオフ・ショットを集めた写真展もスタートさせた。
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これだけではない。10月からは舞台にも主演する。事故からほぼ1年が経過するタイミングで、"十分に禊は済んだ"と言わんばかりに現場復帰に舵を切ったのだ。
この一連の怒涛のプロモーションの中で、ひとつだけ引っ掛かったのは、交際発覚からもう少しで2年を迎える山本舞香(23)との突然の"破局"報道だった。『週刊女性』(8月3日号)によれば、二人が関係を清算したのは、あのひき逃げ事件直後のことだという。
同誌は知人の証言として、〈山本さんは事件直後は近くで支えてあげたいと語っていましたが、このまま付き合っていては彼女の仕事にも影響が出てしまいますからね。事務所や周囲の助言もあったようで、泣く泣く別れを決めたみたいです〉と破局の背景を説明している。
確かに交際発覚当初から、双方の所属事務所は二人の交際には決して賛成ではなかったといわれる。ただ、今回の破局報道があたかも伊藤の活動再開と歩調を合わせたかのようなタイミングだったために、芸能記者たちの間では「完全復帰を後押しするつもりだったのでは」ともっぱらの評判なのだ。
実際、伊藤が山本と本当に関係を清算したとなれば、若い女性ファンは「もう一度彼を応援しよう」という雰囲気にもなるし、さらにはCMスポンサーに対しても「ガールフレンドとの関係を絶って仕事に邁進しようとしています」とアピールもできる。
24歳の俳優が再スタートを切る上で、ガールフレンドは厄介な存在でしかない。完全復帰を目指す伊藤にとって、山本との関係清算は大きなセールス・ポイントにもなり得る。
■二人の破局を裏付ける肉声が漏れてこない
ただ、ひき逃げ事件後に山本の家族周辺を精力的に取材した記者に聞くと、伊藤との交際に猛烈に反対していた彼女の実父の口から、“破局”を裏付けるような肉声は漏れてこないという。山本は実父の懸命な説得にもかかわらず、「自分の人生は自分で決めます!」と、家族の前で言い放ったそうだ。その真意は"仕事より幸せな結婚"なのではと囁かれている。
だから「今後の仕事のために関係清算を選択した」という『週刊女性』の報道は今ひとつ説得力に欠ける。
この『週刊女性』の破局報道を読んでいてすぐに思い出したのが、剛力彩芽(28)と前澤友作氏(45)の2年前(2019年11月)の破局報道だ。
あの時、当時の剛力の所属事務所は彼女のプロモーションに頭を痛めており、「営業をかけようにも前澤氏の印象が強過ぎてすぐにクライアントの腰が引けてしまうんです」と関係者に漏らしていた。
この難題をクリアするために仕掛けられたのが、破局報道だったわけだ。報道がきっかけとなって、剛力の業界での営業活動は一変。中には「前澤社長と別れたのなら」と腰を上げるスポンサーも複数あったという。
さらに芸能史を紐解けば、仕事のために恋人との交際を"カモフラージュ清算"するケースは決して少なくない。
今年11月に活動を休止するV6の井ノ原快彦(45)と瀬戸朝香(44)の関係がまさにこのパターンだったし、役者同士というカテゴリーで見れば、柳楽優弥(31)と豊田エリー(32)夫妻も伊藤と山本のカップルと内情は非常に酷似している。
この先輩カップルたちを実際に取材して感じるのは、"少しくらいお互いの距離を置いたとしても、またすぐに元のポジションに引き寄せられる…"ということだ。カモフラージュを目的に、関係を清算したとしても、二人の関係が深ければ深いほど、"元の木阿弥"に戻ってしまうのだ。
こうした前例に照らし合わせれば、伊藤と山本の二人が、いつの間にか関係を修復し、将来的には"電撃結婚!"の可能性も決して否定出来ない…と筆者は見る。
伊藤の地上波復帰は、来年オンエア予定のドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)が濃厚。それまでスキャンダルを再び起こさないことを心から祈るばかりだ。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)
提供元:Yahooニュース