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星組トップ・紅ゆずる、菊田一夫の名作で男役冥利に尽きるカール役(Lmaga.jp)

演劇界にその名を残す劇作家・菊田一夫が、1963年宝塚歌劇に書き下ろした名作『霧深きエルベのほとり』。2019年の幕開きを飾る本作に、この秋第3回台湾公演を成功に導いた宝塚歌劇団星組トップスター・紅ゆずるが挑む。
【写真】謎の美丈夫の風貌にピタリとハマった紅ゆずる
エルベ川に近いハンブルクの港町で、ビア祭りの日に出会った船乗りのカール(紅)と、名家の令嬢マルギット(綺咲愛里)。粗野な風情ながらも魅力的なカールと恋に落ちたマルギットは、家が決めた婚約者・フロリアン(礼真琴)ではなく、カールとの結婚を望む。カールもマルギットを心から愛するが、身分違いの2人の運命は皮肉な方向へ・・・。
初演から再演を繰り返し、今回が36年ぶりの登場となる本作。潤色・演出を担当するのは、繊細な感情で織りなす美しい芝居から、大悪党に扮したトップスターがエネルギッシュに歌い踊る斬新なショーまで手掛ける上田久美子。この往年の名作に惚れこんだ上田が、確かな審美眼を活かし今にどう甦らせるのか注目だ。
また、落語を題材にしたミュージカル『ANOTHER WORLD』など、宝塚歌劇の枠を広げる頼もしい活躍を見せてきた紅ゆずるにとって、どこか哀愁が漂う、たくましくもやさしいカールは男役冥利に尽き、大きな飛躍となるに違いない。初タッグとなる上田久美子×紅ゆずる。芝居心を大切にする両者の相乗効果に期待大だ。
同時上演の『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』は、スペイン語で「星々」を意味する名のレビュー。ベテラン演出家・中村暁が、満天の星々を星組生にたとえたバラエティ豊かな場面で構成し、躍動感に溢れた作品を届ける。宝塚歌劇105周年の幕開き、華やかな伝統のある星組が、クラシカルなお芝居と勢いあるレビューという王道の2本立てで魅せてくれそうだ。公演は「宝塚大劇場」(兵庫県宝塚市)にて、2019年1月1日から2月4日まで。チケットは12月1日に発売。
文/小野寺亜紀
提供元:Yahooニュース