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篠原涼子“名演”の陰に夫・市村正親の後押し 映画「人魚の眠る家」(夕刊フジ)

先般、国際的にも大きく騒がれることも混乱もなく無事に閉幕した第31回東京国際映画祭。
「授賞式をわずか8行のベタ記事で報じたスポーツ紙もありました」と映画サイト記者は苦笑い。そんな中、大きく報道されたイベントが「GALAスクリーニングのレッドカーペットでした」と情報番組デスク。
GALAスクリーニングは、今年からの新部門で「オープニング、クロージングと並び映画祭を盛り上げるハイライトとして設けられました」と前出・映画サイト記者。
その部門で上映されたのが女優の篠原涼子(45)主演の映画「人魚の眠る家」(16日公開)だ。レッドカーペットにはキャストらが黒の衣装で統一し登場。中でもジャケットを直接肌にまとったような篠原の衣装が注目された。
原作はベストセラー作家、東野圭吾氏(60)の同名小説。今作に謎解きや事件解決はない。言うならば、夫婦が突き付けられた現状を解決することが究極の謎解きか。
篠原の夫役は俳優の西島秀俊(47)。娘の小学校受験が終わったら離婚すると合意するほど、夫婦仲は冷え切っているが、娘がプールで溺れて脳死状態となる。何とか脳死を受け入れ、臓器提供を決定した矢先、眠っている娘の手が動いたことで夫婦の決意が振り出しに。
夫の会社の技術者が開発したANC(人工神経接続技術)を使い、意識のない娘の脊髄に信号を送ることで体を動かし表情を作ることになった。健康体を維持する試みの結果、肌の色もよくなり、足の筋肉もつく。それがやがて家族や周囲の人間関係にひびを入れていく…。
篠原の、微妙に自分を失い狂気をはらんでいくさまが映画の肝だ。表情にせりふに緊張感が貫かれている。周囲はその暴走を止められない。だが冷静な身内の目は、娘の命に執着する母親に異常性を見いだす。
当初、オファーを受けるかどうか、篠原は迷っていた。背中を押したのは、夫で俳優の市村正親(69)。そのおかげで篠原の名演に観客はのめり込める。
家族が直面する究極の問題にどう向きあうか。苦悩に自問に逡巡…。その過程は、最終的な結論にたどり着くための家族には必要な時間だったと、あとからじわりとしみる。親子で夫婦でカップルで。いろんな組み合わせで見て、その後に話し合いたくなる作品だ。
提供元:Yahooニュース