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松任谷由実は「聖なる少女」、アートディレクターから見た“ユーミン夫婦”(TOKYO FM+)

放送作家の高須光聖が、世の中をもっとおもしろくするためにゲストと空想し勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。11月4日(日)は前週に続き、アートディレクターの森本千絵さんをゲストに迎え、彼女が見たユーミン夫妻の素顔と、最近の仕事について語ってくれました。
【写真を見る】前週の放送の様子。話題は、森本さんが手がけたあの震災後のCMへ…
高須:森本さんは、いろんなことやられてますね。ミスチル(Mr.Children)やユーミン(松任谷由実)のアートワークなんかも。ユーミンってどんな方ですか?
森本:「聖なる少女」ですね。ほんとに尊敬していて、影響を受けた大きな存在です。天才ですごい方じゃないですか。でも、駅の改札で待ち合わせするんですよ。駅の普通の橋を渡ってたら、「これ見て、ブルックリンだから」とか「ここからの景色はロスのあそこ」とか、目の前にある当たり前のものに、キラキラした角度の設定を作り上げて、いかに素敵な歌や歌詞を作れるかで戦っていらっしゃる。でも、歌詞を書くときはずっと苦しいとおっしゃっていて。
高須:それは苦しいと思いますよ。
森本:そういうすごい方が、私みたいな者にも……。
高須:苦しさなんか隠して、2~3時間でできたみたいにしちゃいそうですけどね。
森本:そうなんですよ。純粋におもしろいものにときめいていたり、ハッとなっていたりする姿は、14歳くらいの感じ。すごくピュアな反応をされるんです。
高須:(ご主人の)松任谷(正隆)さんも変わった人じゃないですか。
森本:本当におもしろい方ですよね。
高須:いや、いい人なんですよ。ただ僕、最初はすごく優しい、「となりのトトロ」に出てくるお父さんみたいな感じかなと思ってたんです。でも話を聞いてみると、「この人悪いなぁ」と思って(笑)。
森本:あはは。
高須:あの方のラジオに出させてもらったときも、ものすごい“いけず”な質問が出てくるんですよ。「この人が旦那さん?」と思うと、この夫婦、変わってるわと(笑)。おふたりは不思議なバランスじゃないかな?
森本:不思議ですよ。何度かご飯に連れて行っていただきましたが、どこに私を連れていくかの打ち合わせがすごいんです。「ハワイアン焼き鳥はどうだ?」と真剣に話し合っていて。「次のアルバムツアーをどうするか?」の話し合いと、全く表情が一緒(笑)。本当に素敵です。
高須:ユーミンさんって、正隆さんがいるから、立っていられるところもあるのかなと思いますね。
森本:(ユーミンは正隆さんを)本当に信頼されていて、正隆さんが作り上げる“ユーミン”を徹底して、努力してそれをやるのみだとおっしゃってました。すごい夫婦のあり方ですよね。
高須:おもしろい! 森本さんは最近、いろんなことをされてますよね。商品開発とか、保育園の空間ディレクションとか。
森本:そうですね。最近だと隈研吾さんと幼稚園のデザインをして、私、結婚してから偶然その近所に引っ越したので、今娘がお世話になっているんです。手がけさせていただく仕事が未来予想図のように、私が数年後、消費者としてお世話になることが多くて。最近では、大阪・奈良・京都地区の霊園のデザインまで関わらせていただいています。
高須:霊園にお世話になるのは、まだまだ先ですけど(笑)。
森本:ははは。あとは、エスクリさんというウエディング施設を運営している会社さんに携わらせていただいていて、いろんな地区での結婚式や会場のデザインが動き始めています。
高須:職種が少し変わってきました?
森本:そもそも、(以前勤めていた)博報堂からの独立は、「命に寄り添った生活のデザインを、広告脳でおもしろくできないかな?」という挑戦だったんです。でも、病院や幼稚園(のデザイン)のような仕事が増えてくると、テレビやコマーシャル、ポスターの仕事もしたくなりますね。「歌のリレー」じゃないですが、一気に笑顔を広められる仕事もちゃんとしていきたいと思っています。
(TOKYO FM「空想メディア」2018年11月4日(日)放送より)
提供元:Yahooニュース