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「東京は夜の七時」が生まれた日 小西康陽と野宮真貴が明かす創作秘話(BuzzFeed Japan)

ピチカート・ファイヴの「東京は夜の七時」が発売から25周年を迎え、新たに生まれ変わった。10月31日発売の野宮真貴のベストアルバム「渋谷系ソングブック」に、小西康陽編曲・プロデュースの新録版が収録され、11月3日には7インチ・アナログのシングルも発売される。2001年のピチカート・ファイヴ解散以来、2人がともにレコーディングに臨んだのは初めてのことだ。小西と野宮の双方に、名曲の創作秘話と今作への思いを聞いた。【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】
オリジナルの発売は1993年12月1日。フジテレビの子ども番組「ウゴウゴルーガ2号」のテーマソングとしてつくられた。小西によれば、命名の由来はあっさりしたものだった。
「夜7時の番組で、関東ローカルだから関西はやらないと言われて。じゃあ『東京は夜の七時』ねって即答した覚えがあります」
いつもなら、タイトルが決まれば曲はすぐにできる。なのに、その時に限ってなかなかアイディアがまとまらない。さっさとレコーディングを終わらせてデートに繰り出すはずが、キャンセルする羽目になった。
「すみません、今日は会えません」
ガールフレンドに電話して、ひとり自宅でビールを飲む。すると、さっきまでのスランプが嘘のように「自動書記」状態で手が動き始め、一気に歌詞を書きあげてしまった。
「で、その時に付き合っていたガールフレンドっていうのが、いまの奥さん。『東京は夜の七時』は彼女のことを考えてつくった曲なんです。だから、『早くあなたに逢いたい』のは自分の気持ちでもあるし、相手がそんな風に思ってくれたらいいな、という願望でもある」
実は野宮の夫も当時、テレビマンとして「ウゴウゴルーガ」に携わっており、それが縁で結婚することになった。小西が笑う。
「お互いそんな話はしないですけど、それぞれ恋愛している2人が、たまたま曲の作者と歌唱者だったんですよ。だから、そういうマジカルな何かがあったんだろうなと」
初めて曲を聴いた野宮は「お経みたいな歌だな」と思った。
「『ぼんやりTVを観てたらおかしな夢を見ていた』とか、メロディーラインがお経っぽくないですか? サビにいくとメロディアスだけど、Aメロとかすごく……。そこが新しいし、ほかのどこにもないって思いました」
小西の楽曲の歌詞とメロディーは、日本語としてのイントネーションの自然さにこだわり抜いてつくられている。1番と2番で歌詞が変われば、それに合わせて音程も微妙に変わる。
「そういう細かいところをきっちり歌わなくちゃいけないから、意外と難しいんですよ。聴いている分にはサラッと聴けるんだけど、カラオケで歌うとすごく難しいってよく言われます」
提供元:Yahooニュース