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小泉孝太郎を他者第一にした "師匠"いかりや長介の教え(日刊ゲンダイDIGITAL)

コラム【今週グサッときた名言珍言】
「『もう孝太郎さんが結婚できる人はムロさんしかいないんじゃないですか?』って言われました」(小泉孝太郎/テレビ東京「チマタの噺」7月17日放送)
「好青年」を絵に描いたような俳優の小泉孝太郎も、もう40歳。「越えないといけない線」をなかなか越えることができず、結婚はまだしていない。「(相手は)僕のこと以外にも父と弟のことが頭に浮かびますもんね」と笑う。言うまでもなく父は元総理の純一郎、弟も政治家の進次郎だ。そんな彼が、自身のラジオリスナーから言われたという言葉を今週は取り上げたい。
ムロツヨシと孝太郎が“親友”だというのは有名な話だ。2人が出会ったのは、ムロがまったく無名の頃。出会った瞬間からウマが合ったという。やがて週1回、横須賀の小泉邸に泊まりに行くような仲になった。
ある日の朝のことだ。
「おい、納豆を100回まわすとおいしいらしいぞ!」
突然、父・純一郎が口を開いた。
「回すぞ、みんな!」
食卓を囲んでいたのは純一郎の他、進次郎と孝太郎の兄弟。そしてムロの4人だ。
「じゃあ、1人10回ずつだ!」
純一郎の号令で4人は交代で納豆を回し始めた。そんな光景の中に自分がいることに違和感を覚えつつもムロは「うわっ、俺、家族みてぇ!」と心の中で叫んでいた(TBS「A―Studio」14年10月31日)。まさに孝太郎とムロは家族ぐるみの付き合いなのだ。
一方で、孝太郎が父親のように慕っていたのが、事務所の先輩でもあった、いかりや長介だ。「役者にはいろいろなタイプがいるけど、今、お前は上を見すぎずにコレをしておけばいい」など、さまざまな役者のイロハ、心構えを教わった。そして、いかりやは必ずこう付け加えたという。
「お前、いかりやに教えてもらってますなんて口が裂けても言うなよ。役者が役者に心構えやテクニックを教えることほど恥ずかしいものはないんだから。師匠はいかりやです、なんて言ったら俺が格好悪くなるからな」(リクルート「とらばーゆ」10年8月5日)
そんなふうに黒子に徹しながら、他人を支えている、いかりやの姿に感銘を受けた孝太郎が他者を第一に考える「好青年」になるのは自然なことだった。
ムロが行っている舞台「muro式」は当初、なかなかチケットが売れずに苦しんでいた。けれど、数年前からは、チケットが取れないくらいの人気になった。それを見続けてきた小泉は、涙がこみ上げてきたと冒頭の番組で語った。
「自分の成功よりムロさんの成功のほうがうれしかったですね」
(てれびのスキマ 戸部田誠/ライタ―)
提供元:Yahooニュース