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路上客引きから映画監督になるまで 「天使たち」木村ナイマ監督インタビュー(映画.com)

第18回田辺・弁慶映画祭で映画.com賞を受賞した木村ナイマ監督「天使たち」が、テアトル新宿で5月28日から30日の3日間、テアトル梅田で6月21日・22日の2日間上映される。新宿・歌舞伎町のガールズバーを舞台に、傷つきながら生きる少女たちを描いた木村監督に話を聞いた。(インタビュー・構成・撮影/日比楽那)

【動画】「天使たち」予告編

■「描きたかったのは、女の子同士の連帯」

――映画「天使たち」は、ナイマさん自身の実体験を基にした物語だそうですね。

木村:大学進学を機に地元・福岡から上京したのですが、入学した上智大学の同級生は裕福な家の子が多く、みんな普通にブランドものを持って、おしゃれできらきらしていて。上京したばかりの私が、みんなが持っているものを同じように手にするためには自分の力でお金を稼ぐしかないと思い、ガールズバーで働き始めました。それで、当時の私は恋愛経験もロクになく、見た目に自信もないなか、性を売りにすることを覚えてしまって。東京に出てきて自分の存在意義を見失っているときに、性を差し出せば大事にしてもらえるんだ、という感覚もありました。

大学に通いながら、最初は吉祥寺で、それから六本木、そして「天使たち」の舞台でもある新宿・歌舞伎町のお店で働きました。ガールズバーで一緒に働く女の子たちと大学で出会う女の子たちとの間には隔たりがあるように感じたけど、女の子たちの連帯はどこにでもあると感じました。

ガールズバーは女の子が並んでお酒を飲みながら男性に接客をする場なのでわかりやすいですが、女性は誰でも、多かれ少なかれ男性の視線に晒されながら生きていると思います。私自身それまでの経験から「女性である自分は生き延びるために男性に従わないといけない」という価値観を内面化していたので、お客さまとしてガールズバーに来る男性への嫌悪感もありました。女性を人として見ずに女体としてしか見ていない男性、「若い女の子は未熟だからなにをしても許される」「あわよくば……」と思っている男性に抵抗したいという思いがありましたね。でも同時に「私はこういう状況を捌ける」「こうやって好きなものを買ったり友達と遊んだりするお金をゲットしていけばいいんだ」と思うようにして、がんばっていました。

そんななかで、ガールズバーで一緒に働く女の子たちと仲間意識や友情のようなものが芽生えていって、働いている間はみんなで盛り上げたり、お酒が苦手な子がたくさん飲まされそうになっていたら代わりに飲んだり、退勤後にみんなでつるとんたんを食べに行ったり。その後の生活はみんな別々で、それぞれがお店を辞めた後まで仲良くすることはなかったけれど、一緒にいる間は助け合っていました。若さや性を売るガールズバーという場で、女の子同士のつながりに救われる局面がいくつもありました。

それから、ガールズバー以外での出会いからも女の子同士の連帯を感じました。大学では初めて映画の話や人生の話ができる友達と出会えて。今まで自分が経験してきたことや男性に対して感じていることを話すと、共感し合えたり「自分を守ってね」と言ってくれる人がいたり。そうして連帯できることが嬉しくて、よりいっそう女の子たちのつながりを描く物語を、自分が救われてきた映画で、撮りたいと思うようになりました。

■「自分を捧げて傷ついている人が天使みたいだと思った」

――「天使たち」では、同じガールズバーで働く「なる」と「マリア」の心のつながりが見えてきます。

木村:なるとマリアは全然違うタイプで、お互いにないものを持っています。それは私自身が自分にない部分を持った女の子に助けられてきたことが反映されているかもしれません。もちろん自分と同じような女の子と共感し合って救われることもあるけれど、どこかへ連れ出してくれるのは自分と逆のタイプの女の子だったから。

それから、なるとマリアの共通点としては、自分の価値を他人に決められることに対して悲しく思っているところがあると思います。同じ苦しみを背負っているからこそ、傷つけ合うんじゃなくて、つながれる。なるとマリアもきっと、その後ずっと一緒にいるわけではないけれど、それでもそんなお互いをこの世界のなかで見つけられたということを描きたかったです。

なるを演じた龍村仁美とマリアを演じた河野聖香の二人も、もともと全然仲良くなかったんですよ! 初めて顔を合わせたとき「どうしよう、この二人全然ケミストリーないじゃん!」と思ったくらい。でも撮影を繰り返すうちに仲良くなっていって、二人で遊びに行ったり、プリクラ撮りに行ったりしていました。

仁美も聖香も複雑さを抱えているんですが、仁美が「聖香ちゃんを守る!」っていう感じになって、聖香もそんな仁美に身を委ねられるようになって。最終的に二人だけの世界ができて嬉しかったですね。自分の嗅覚がちゃんと正しかったんだと思えたというか。もともと、脚本では最初から仲良しな二人を描いていたんですが、二人を演じる仁美と聖香の関係性に合わせて、書き換えていきました。

――「天使たち」というタイトルにはどのような意味が込められているのでしょうか。

木村:最初にパッと「天使たち(仮)」としてタイトル案を出して、そのときは深く考えていなかったので撮影を進めるうちにまた言葉が生まれるかなと思っていたんですけど、もう「天使たち」しかないなって。

自分が通っていた高校がカトリック系だったので聖書を読んでいて、内容はあんまり憶えていないんですけど、天使のモチーフが印象に残っていました。メインの人物がいて、その周りを可愛くて清らかな、小さな天使たちが取り囲んでいる。その図が、男性客に二人の女の子がつく、ガールズバーの光景と重なりました。

あとは、自分を犠牲にしてがんばりすぎてしまう人や、自分を捧げて傷ついている人を見てきて、天使みたいだと感じたことがありました。「フランダースの犬」とかにもあるように、天使は誰かのために現れることが多く、そんな天使の気持ちは誰かに考えられているのかな、とも考えていました。清らかだと思われているけれど、天使って真っ白だからこそ黒くもなるし、堕天使にもなるし。

――ポスタービジュアルでは天使の格好をしたなるとマリアが煙草を吸っています。劇中でもガールズバーの女の子たちが天使のコスプレをするシーンがありますね。羽根が逆さになっているキャストに対して、別のキャストが「堕天使になっちゃう」と直してあげるシーンも印象的でした。

木村:お店では毎月イベントがあって、そのシーンは「天使コスイベント」の日ですね。実はあのシーンは台本になかったんですが、とあるトラブルが発生して本来撮ろうとしてたシーンが撮れなくなって、空いてしまった時間になにか撮れるものを撮りたいと思って生まれたシーンです。もともとはインサートだけ撮る予定だったのですが、急遽エキストラで来てくれていた女の子たちに即興で会話をしてもらいました。

お客さんと女の子との会話もほとんどは現場でつくっていったんです。元々予定にない会話というか、場の空気で自然発生的に生まれる会話を撮ることが好きなんです。

■「歌舞伎町を綺麗に撮りたかった」

――なるとマリアの他にも、歌舞伎町で働く人、歌舞伎町に遊びに来る人の姿が描かれています。歌舞伎町という街で撮影をするにあたっては、どんなことを意識しましたか。

木村:映像的には、本来汚くて近寄り難くて、ギラギラしていると思われている歌舞伎町を、綺麗に、ファンタジックに撮りたいと思っていたので、色味に気をつけました。

自分が歌舞伎町のガールズバーに体験入店して、初めて外立ちに行ったとき、OL の衣装を着てパネルを持って歩いてたら、自分が遊びに来てる歌舞伎町と見え方が全然違って。同じ場所を歩いているはずなのに、景色が近く感じて、空の色が薄紫みたいに見えて、なんだこれは! と思ったんですよね。スーパーでカートを押しながら歩いてる人の視点から、陳列されてる商品の視点になったみたいな。やっぱり「ガールズバーの子だ」っていう視線を受けるから、それもあるのかもしれない。今はもう、歌舞伎町を歩いていても自分は客としている実感があって、景色も遠くに感じるんだけど。だからすごい不思議な街だと思います。

初めて外立ちに行ったときの感覚はマリアのバックショット、背中を追うショットで、近いものを撮りたいと思いました。街を見上げるカットも、こだわりたくてカメラマンに何度も撮ってもらいました。

歌舞伎町は誰のことも受け入れる街だと思っています。俗っぽくて、欲が集まっている側面ももちろんあるけれど、特にお金が動いていないところではいい出会いもある。たとえば外で立ってたら客引きの人がカイロや飲み物をくれるとか。

「天使たち」には、今田竜人さん演じる「京也」というホストの男も出てきます。ガールズバーで働いていたときにお客さんとして来た、繊細な心を持ったホストが忘れられなくて、そのホストをモデルに京也を描いているところがあります。彼はきっと、お酒を飲んでお金を稼ぐことなどで、自分のなかの「業」みたいなものから逃げる必要があったんだなって思って。でも、最初の動機はそうでも、ここに来れば人とつながることができる。なるとマリアも、誰かとのつながりが欲しかったから、歌舞伎町に辿り着いたんだと思っています。ただ、「歌舞伎町のリアルを撮りました」という気持ちは全くありません。私が歌舞伎町で見たもの、体感したことを残したいという思いはあるけれど、やっぱりカメラを通した時点でリアルではない。フィクションでしかないというのは、言っておきたいです。

《映画「天使たち」上映情報》
①5月28日(水)20:40の回(上映後イベント)
【登壇者】龍村仁美、河野聖香、今田竜人、本田カズ、石井里乃、椎名美羽、もともとこ、芦原健介、目黒貴之、ジョージ吉田、中村憲司、風起、中村准之、木村ナイマ監督
②5月29日(木)20:40の回(上映後イベント)
【登壇者】雑魚ドール(劇中音楽担当)LIVE
③5月30日(金)20:40の回(上映後イベント)
【登壇者】ゆっきゅん(DIVA)、木村ナイマ監督
※登壇者は予告なく変更になる場合がある。

【料金】
一般・大専:1,500円/シニア:1,300円/TCG会員1,400円
☆その他各種割引、サービスデー適用可
☆キネマ旬報社主催・映画検定1~4級者、証明書持参で1,300円

【チケット販売】
オンラインチケット予約(https://ttcg.jp/theatre_shinjuku/)、および劇場窓口にて販売。
■オンライン販売は各上映日の2日前0時(=3日前24時)~上映時間20分前まで販売
※前売券はオンライン予約では利用できない。

提供元:Yahooニュース
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