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有村藍里「反動で数ヵ月引きこもり状態になることも…」“予定を立てる”のが怖かった私が、最近意識していること(with online)

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こんにちは、有村藍里です。ある日、「心の問題で約束が守れるかわからないから、予定を上手く立てられない」と話してくれた人がいました。
「家に帰ってから1人反省会…」感情表現が苦手な有村藍里が克服のために、最近意識的にしていること
私はその気持ちがすごくわかりますし、そのことを私に話してくれたのも嬉しかったです。
心に元気がある時は、アクティブに1日にいくつもスケジュール組んで、それらを上手くこなしていく、充実した日を過ごせて満足できます。
予定を詰め込み過ぎちゃったかな……と思うときもありますが、なんだかんだで順調に物事は進むだろうし、多少の失敗も気になりません。達成感も生まれて自己肯定感も上がる気がします。
しかし、元気がでないときは突然やってきます。何かが起きたわけでもなく、理由はわからず憂鬱になり、何もしたくなくなります。家からも出たくなくなります。予定を白紙にしたくなることも。
昔は、私もこの「元気が出ないとき」が突然来るのが怖くて、スケジュールを立てることが億劫でした。約束のドタキャンは、相手に確保してもらっていた時間を奪う行為だと自覚していました。なので、あまり約束することができませんでした。
その一方で、スケジュール帳に空白を作らないことに必死になっていた頃もありました。
1日も無駄にしてはいけないと思い、何もなかった日がないように生きようとしていました。
でもそれは私には合っていなかったようで、反動で数ヵ月引きこもり状態になることもありました。
いろいろな失敗を経験して自分を知ること、得意なこと不得意なこと、何もない日だってあってもいいと思うこと、無理しようとしないことが大事なのだと理解しました。最近は、スケジュールを無理に詰め込んだりはせず、あえて空白の日を作るようにして心のバランスを取っています。
多分、元気だろうと思う日に用事を何個かこなして、その次の日は空白の日にするなどして過ごすうちに、突然元気が出なくなることで約束を守れないかもしれない、という恐怖を乗り越えられたと思います。
それでもたまに前日の夜になって「あ、明日無理かもしれない」と思う時があります。本当は大丈夫なのに、何の問題もないのになぜか無理だと思い込んでしまうのです。空白の日を作ったり、自分と向き合ってきたことで私は「本当は大丈夫」なことを知っていました。
当日の朝になり、「やっぱり今日は無理かもしれない」という気持ちは拭えなくても、「本当は大丈夫なんだ」と思いながら動いていると予定通りに過ごせることも増えました。
一歩踏み出すと、今日外出してよかったなって思えることもわかっています。その一歩が踏み出せなくて、何も出来なかった、約束も守れなかったと自己嫌悪になるよりも良い。
予定をキャンセルしてしまった、スケジュールを上手くこなせなかった、そういう経験や失敗をたくさんしてきたからこその今なのかもしれませんが、これからもおごらず、空白の日を大切にしながら自分の心と付き合っていこうと思っています。
後悔しないようにと焦って生きるのではなく
「今日も楽しかった」と言える日を増やせるように過ごしていきたいです。
今週も最後まで読んでくださってありがとうございました。
有村藍里1990年8月18日生まれ/O型/兵庫県出身/趣味:カメラ
中学時代に引きこもりで人見知りでネガティブな性格であり、そんな自分を変えたくて、16歳の時に芸能界入り。引きこもりやネガティブな性格から脱却するための努力や逆境を乗り越える姿が、同じような境遇の悩みを抱える女性から多くの支持を得ている。2019年3月、美容整形を受けたことを公表し、その正直に打ち明ける姿と有村が持つ雰囲気により多くのファンから共感を得た。
提供元:Yahooニュース