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高校生の頃から大ファンだった甲斐よしひろさんに聞きたかったこと【武内陶子「今があるのは…」】(日刊ゲンダイDIGITAL)

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【武内陶子「今があるのは…」】#8
「スタジオパークからこんにちは」で出会ったゲストからは多くのことを学んだ。
「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代
今日はおふた方のお話を。中村メイコさんはすごく謙虚な方でした。私が「子育てをしながら女優をおやりになり、エッセーもお書きになる。メイコさんの時代で、子育てと仕事を両立なさっているなんて素晴らしいです!」と言いましたら、「いやいや、私なんて女優とは言えないの」と。
「結婚もせずその道一筋頑張っている方がいる中で、私は子育てさせてもらって、女優もさせてもらって。いろんなことをさせてもらえて感謝しているんです」
その謙虚な言葉に心打たれました。そんなふうに感謝の心を持っていつも全力でがんばっていらっしゃるから、今のお立場があるのだなと。
思うような仕事がやらせてもらえず「子育てのせいだ」と卑屈になり、周りをうらやむこともあった私。目が覚める思いでした。その後は「子育てと仕事、両方やらせてもらっているんだから感謝しよう!」と考えられるようになり、心が落ち着きました。
甲斐よしひろさんは高校生の頃から大ファン!初対面なのにここぞとばかりに「甲斐バンド愛」を語り続けました(笑)。どういうポイントが好きかに始まり延々と。
喜んでいただけたのか、「今度『サウンドストリート』(NHK-FMラジオ)に来てよ」と甲斐さんの番組のゲストにと私を誘ってくださったんです! でも絶対ダメだと言われると思って上司に尋ねると、なんとOK! うれしすぎて放送で甲斐さんと、私のかつての「恋バナ」を話しまくったことは、上司には秘密です(笑)。その後も私がラジオ担当になってからは私の番組にお誘いしたりもしました。
「スタジオパーク」に出ていただいた時にはずっと聞きたかったことを思い切って聞きました。「私が高校生だった音楽番組全盛の頃、なぜテレビに出なかったのですか?」と。「ザ・ベストテン」にランキングされても「今週も甲斐バンドは、来ていません!」と空振りばかりだったから。
すると甲斐さんは「僕らは下手だったからねー。テレビに出るより、ライブを積み重ねてとにかくうまくなりたかったんだよね」とおっしゃいました。
そのころ雑誌にはいろんなミュージシャンが「またテレビに出ない」と書かれて話題になっていたので、甲斐バンドももしかしたら「テレビに出ないことがかっこいい」と思っているのかなと表面的にしか考えてなかった私。でも、実は「ただうまくなりたかった」というシンプルで強い言葉に心が震えました。マジでカッケー!(笑)
他の取材もそうですが、一面的に見るのではなくてご本人から直接話を聞かないとダメだとすごく感じました。番組後にファンの方から「そういうこと聞いてほしかった!」とうれしい反響もありました。
今だから語れる話をご本人から聞けたり、メイコさんのようにゲストから生き方を学べたりするのが「スタジオパーク」のありがたいところでした。
(武内陶子/フリーアナウンサー 構成=松野大介)
提供元:Yahooニュース