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日曜の22時が待ちきれない...。ドラマ『団地のふたり』に視聴者が憧れる理由とは? 人気のワケを徹底解説&レビュー(映画チャンネル)

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作家・藤野千夜による同名小説を原作にしたドラマ『団地のふたり』が、NHK BSプレミアムにて放送中だ。小泉今日子と小林聡美が扮するのは団地で生まれた幼なじみのふたり。今回は、人気の理由を複数のポイントから解説。魅力の根幹に迫る。(文・小林久乃)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
【写真】小泉今日子と小林聡美に憧れる…貴重な未公開写真はこちら。ドラマ『団地のふたり』劇中カット一覧 物語の舞台は、郊外にある公営団地。この団地で育ち、一度は出て行った太田野枝こと、ノエチ(小泉今日子)と、桜井奈津子こと、なっちゃん(小林聡美)は幼なじみの2人。離婚や恋人との別れを経験して、50代に単身となって団地に戻ってきた。が、戦後の高度経済成長期に建築された団地。多くの住人同様に老朽化、だんだんガタがきている。そんな団地とふたりを囲む、ご近所付き合いを描いた物語だ。
主演のふたりもリアルに50代で、他の出演者も高齢の俳優たちが名前を連ねている。おそらく見ている視聴者側も中高年。出る側と観る側、双方、手をとって楽しんでいきましょうと言わんばかりの温かさが潜む。
朝ドラ『虎に翼』(NHK総合)の放送終了後、ドラマによる楽しみの砦だった『団地のふたり』もいよいよ最終章へ突入。改めて惹かれる理由を振り返ってみたい。 まず「ノエチとなっちゃんの仲良しぶり」はいい。血縁ではないけれど“友人関係”よりは濃密な関係性に、視聴者から羨望の眼差しが向けられている。保育園から仲良しの関係は、どう足掻いても今から構築できるものではない。買うことはできない宝物だ。
例えば悪玉コレステロールが増えてしまったなっちゃん。ノエチは異変をすぐに察する。
「なっちゃん、朝の菓子パンやめたんだ? あんなに好きなのに」
「いや~、実はね、こないだ受けた区の健康診断で、悪玉コレステロール値が去年より高
いって警告されて、今、すごく(食事に)気をつけてるところなんだよね」
「なんで隠してんの、そんなこと」
「まだ(言う)時期じゃないかと思って」
ここ10年間、年齢を問わず女性誌で取り上げられるようになった「友達がいない」というテーマ。就職、結婚、出産などライフスタイルそのものの変化で、友人の数が減ることもあれば、価値観の変化によって単身で生活をすることが普通になった。女性を取り囲む人間関係も過疎化しているということだ。そんな理由から「気の置けない人と話しがしたい」「友達と食事に行きたい」という願望は、女性たちの間で憧憬化している。
そんな視聴者たちが、このふたりの何気ないシーンたちに癒されているのだ。
提供元:Yahooニュース