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「部長職を約束するから」とスカウトされて就職、テレアポのバイトで全然出勤せず表彰…すがちゃん最高No.1が芸人になるきっかけを作った「元相方」(現代ビジネス)

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9月3日(火)よりNetflixで配信されているコメディシリーズ『トークサバイバー!ラスト・オブ・ラフ』。本格ドラマの最中にトーク合戦が始まり、敗者はドラマを降板という、新感覚お笑いサバイバル番組です。
【マンガ】60歳夫の「熟年不倫」がヤバすぎる…!
総勢37名の豪華キャストの中でも、幼少期のエピソードが強すぎると注目を集めるのが、お笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」のツッコミ担当・すがちゃん最高No.1。ギャル二人に囲まれるツッコミのギャル男という立ち位置なのですが、初のエッセイ『中1、一人暮らし、意外とバレない』の中で、自身の壮絶な半生を語ったことで、二人から「よく生きてんね」と突っ込まれるほどです。
【第二回】「この家は俺のもんだから」父親が家族全員を追い出そうと…“12歳で一人暮らし”に至った「驚愕の理由」 に引き続き、すがちゃんの初エッセイ『中1、一人暮らし、意外とバレない』(ワニブックス刊)に未収録の元相方・石原とのスピンオフエピソードを特別に紹介します。本編で書きたかったが、書くとインパクトが強すぎて俺の家族の話がブレるんじゃないかと控えていたエピソードがある。
俺の元相方、石原の話だ。
石原は、一言で言うと”親父にマインドが似ている”。
もっと簡単に言えば、ぶっ飛んでいる。
俺は、こいつとじゃなかったらおそらく芸人を志そうとは思わなかっただろうし、こいつの面白さを一番理解しているのも俺だと思っているし……この男から一番被害を受けているのも俺だと思っている。
石原は、昔からとにかく優秀な男だった。
俺たちは東京の専門学校で出会ったのだが、卒業間際になっても就職先が決まらない俺とは対照的に、石原は学生にもかかわらずなんと“スカウト”と言う形で就職している。
専門学校の講師が、技術会社の社長をやっていて、授業で一生徒である石原に「君に必ず部長職を用意するから、卒業したらうちの会社に入ってくれ」と懇願されたそうだ。こんなこと専門学生が言われるなんて前代未聞。
「あ、お笑いやりたいんでやめまーす」
しかし石原は就職して1年後、あっさりそう言い放ち、将来約束された部長職を捨てた。
とにかくとんでもなく器用な男なのだが、とにかくクソほど変な男でもある。大手テレアポ会社のバイトで、ごく少ない出勤日数にして、独自の我流のやり方でありえない件数のアポイトメントを獲得し、表彰されることになったのだが、
「あ、ライブ入ったんで欠席しまーす」
と、自分のための表彰式を断ったらしい。
とにかく石原という男は優秀だった。
そもそも奴が芸人になろうと思ったきっかけも「人生で挫折がないから」という理由なのだ。
俺が社会人になって1年。社会の荒波にのまれ、全てが裏目に出て、もう何をやってもうまくいかなかった時、石原から呼び出され、言われた。
「俺たち、芸人になんないか?」
俺は考えもしてなかったことを石原から言われ、とりあえず石原に「なんで芸人?」と尋ねる。と、奴は、
「俺、今まで人生で一回も挫折したことないんだよ。全部。もう全っ部うまく行ってきたんだけど、唯一お笑いだけ『あ、うまくいくかわかんないなー』って思ったんだよ」
「…………」
「だから、一緒にやろうぜ!」
なんて高飛車な奴なんだ……。
ただ、この男のオーラというか、雰囲気に、「なんでも成功してきた! だから俺について来い!」と自信を見せるこの男に、俺は魅せられてしまったのも確かだった。
あ、確か石原は高校も野球推薦で入っている。
提供元:Yahooニュース