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30代女性“子どもは絶対に産まない”。働く女性が感じるジェンダーバイアス「子どもを持たない選択を受け入れて」(MORE)

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ーDATAー
細田さん(仮名)
32歳 / 職業:会社員
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会社員の細田さん(仮名・32歳)は自分の人生において「子どもは産まない」と決めている。理由を聞くと、子どものいない女性に対するジェンダーバイアスが見えてきた。――細田さんは、子どもを産まないと決めているのですか?
はい。私は昔から子どもを産まないと決めています。(以下、細田さん)
――昔とはいつからでしょうか?
小学生の時からです。子供の頃から、日本の社会は女性ばかりが酷使される社会だと感じていました。
妊娠や出産は命がけなのに、その後の育児のほとんどを女性が担うことになるとか、妊娠中は病気にかかっても飲めない薬があるとか、自分を犠牲にしてまで「子どもを持ちたくない」と思っていました。
――「子どもを持ちたくない」と強く思ったきっかけはありますか?
大きなきっかけはありませんが、結婚した友人たちの話を聞いたり、周囲の意見を聞けば聞くほど、子どもを持ちたくない気持ちは強くなっています。やはり出産・育児は、女性の負担が大きすぎると感じています。
――どのようなところに負担があると感じますか?
身体的・精神的な負担に加え、キャリアが途切れてしまう可能性があることです。働きながら、出産し育児をすることを想像するとハードルが高いと感じるし、育児のほとんどを女性が担っている厳しい現実があると感じています。――それはどんな時に感じましたか?
強く感じたのは、大学生の就活の時です。ある会社の面接の際、男性の人事の方に「うちは女性が活躍している会社だよ」と言われて。
それは、産休・育休などの福利厚生が充実していて、女性が出産後も働ける会社であることのアピールでした。でも、育児に参画する男性に対しての説明は一切ありませんでした。
――「女性は出産し、育児をすることが前提」という話し方だったのですね。
そうですね。私は出産を考えていなかったのに、「あなたもいずれ子どもを産むでしょ」という感じで話されたのがすごく嫌でした。
会社のホームページには、働く女性のロールモデルとして、出産・育児をして、キャリアアップする女性が掲載されていて、「産まなかった」女性社員は無視されていました。
また、育児に参画する男性社員の説明もありませんでした。男性の人事の方の「私たちは(出産する)女性に理解があります」というアピールに、とても気持ち悪さを感じましたね。
結局その会社には就職しませんでした。
――では、現在は別の会社で働いているのですか?
はい、幸いなことに今働いている外資系の会社は、とても働きやすくて恵まれています。
――今の会社でずっと働いていきたいと思っていますか?
そうですね。でも、キャリアアップをすごくしたいとは思っていません。子を持たない女性はバリキャリ、みたいな世間のイメージがありますよね。それにも嫌悪感があります。私は前提として、生きるために働いていますから。
提供元:Yahooニュース