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人気画家の苦悩に迫る『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』が明日公開(ぴあ映画生活)

今年で生誕170周年を迎える画家ポール・ゴーギャンの創作の秘密と苦悩に迫った映画『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』が明日から公開になる。本作ではタヒチで創作に励む彼のドラマが中心に据えられており、『イア・オラナ・マリア(マリア礼賛)』や『マナオ・トゥパパウ(死霊は見守る、死霊は見ている)』など人気絵画の誕生秘話も登場。ゴーギャンの功績だけでなく、彼の存在によって不幸になってしまう人々のドラマも丁寧に描かれており、観終わった後に思索を深めることができる作品になっている。
ほか画像
ゴーギャンは1848年にフランスのパリで生まれ、株式仲買人として生計を立てながら、趣味で絵筆を握るようになったが、パリの株式市場が大暴落して生活が苦しくなり、絵画を本業にしようと決意する。しかし、作品はまったく評価されず、パリでの生活に嫌気がさしたゴーギャンは、タヒチに渡って創作を行おうと考えるが、妻や子どもたちは同意せず、彼は単身、何の蓄えもないままタヒチを訪れる。
都会的なパリとはまったく違うタヒチの環境に魅了されたゴーギャンは島で自身の芸術を追及し、モデルを務めた娘と結婚して子をもうけるが、相変わらず資金はなく、自然は猛威をふるい、彼は追いつめられていく。安定した環境で穏やかな暮らしをおくることを拒否して自身の絵画を追い続けるゴーギャンは、かつての妻を、愛する子を、そしてタヒチで出会った娘を不幸にし、自身もまた苦しむが、それは他ならぬゴーギャン自身が選んだ道だ。
映画は、孤高の画家ゴーギャンの生涯のある部分と彼の苦悩を描き出す。と同時に、彼の存在によって人生が大きく動かされてしまう人々、ゴーギャンの存在を受け入れる者とはねのける者、そしてゴーギャンがどれだけ苦悩しようともまったく動じることなくそこに存在し続けるタヒチの大自然も描くことで、歴史に名を残す芸術家の苦悩や苛立ちがいつも“価値あるもの”とは限らないことも鋭く指摘している。
本作は単なる“有名人の伝記映画”にとどまらない広がりを持つ作品で、ゴーギャンの芸術への向き合い方、彼の周囲にいる人々の態度について誰かと意見を交わしたり、考えを深めたくなる内容になっている。
『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』
1月27日(土)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開
提供元:Yahooニュース