-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
「モンスト」を成功に導いた男、岡本吉起氏が構想中の新作ゲームについてたっぷり語った「黒川塾(五十七)」レポート(IGN JAPAN)

2018年1月19日、都内の専門学校 東京ネットウエイブにて、57回目となる黒川塾が開催された。これは、メディアコンテンツ研究家の黒川文雄氏が定期的に実施している会で、毎回多彩なゲストを招いて、ゲームコンテンツについてトークやディスカッションを行うというもの。
今回のゲストは、かつてカプコンに在籍し、「ストリートファイターII」や「バイオハザード」など多数のタイトルに携わったのち、ミクシィの「モンスターストライク」に参加して、大ヒットへと導いた岡本吉起氏だ。黒川塾へは、二回目の参加となる。
ここでは、岡本氏が見据える自身の展望から始まり、不遇の三年間と言われた期間をどのようなモチベーションで過ごしたのかといった赤裸々な話題まで、様々なことが語られた。いわゆる「ここだけ」の話もかなり多かったため全容を伝えることはできないが、特に気になった部分に焦点をあて、記事としてまとめてみたい。
「モンスターストライク」画像・動画ギャラリー
思わず「イエス!」と叫んでしまうようなオンラインカジノ
カプコン時代、そしてモンストへの参加で数々の成功を収めてきた岡本氏。これは別のインタビューでも語られていることだが、氏は以前から「五冠」を目標にしていると明言している。すでに三冠、コンシューマ、アーケード、ソーシャルゲームでは大ヒットタイトルを生み出している。
残る二冠は、「ギャンブル」と「エロゲー」だと岡本氏。今まで手を出したことのないジャンルではあるが、だからこそ化学反応が起こるのではと、期待している部分も大きいそうだ。岡本氏は、オンラインカジノも込みで「ギャンブル」と捉えているらしく、その中で、自分たちが伝えたいことを発信するための手段を探っていると話していた。
ベットするときに緊張で手が震え、当たったら、思わず「イエス!」と叫んでしまうようなマシン、ソフト開発をしたいとのこと。ただ、法的な規制に加え自主規制も行っているため、あまりやんちゃなことはできず、想定していたよりも厳しいと現状を認識していた。
黒川氏から「オリジナルで作りたいか、それともIPを使いたいか」と尋ねられると、岡本氏は言い切るように、「オリジナル!」と返答する。オリジナルでヒットを出してこそ、「成功」と感じられるとのこと。ただ、IPだからといってヒット作を出すことは容易ではない。自身がこれまで、IP展開で散々苦汁を舐めさせられてきた経験があるからこそ、IPを否定する気はまったくないと語っていた。
残りの一冠である「エロゲー」、いわゆるアダルトゲームはどうか。岡本氏とエロゲー、いまいちピンとこない組み合わせではあるが、見据えているものははっきりしているという。それは「大人の恋愛ゲーム」であり、想定しているものは、恋愛シミュレータ。女性との交際にも役立てるような内容だという。どうすれば女性は喜んでくれるのか、その心理をゲーム内の一要素として盛り込むことで、リアルな恋愛を描けるのではないかという。
「エロ」と銘打つだけあり、セックスも当然描く。しかし、アダルドビデオのようなフィクションではなく、リアルな「悦び」を感じられるような、正統派のものだ。男性目線の性的な喜びと、女性目線では違うため、そこをストレートかつ健全に伝えられるような内容にしたいと話していた。
「日本」ではなく「アジア」として見るべき
続いてのトピックは、現在の日本のゲーム産業について 。 日本のゲームは以前から世界に押されており、その比率をゲームマーケットとして見ると、5(北米):4(ヨーロッパ):1(日本)とも言われている 。 なぜ日本のゲームメーカーは世界で戦えなくなったのか 。 かつては、「ゲームと言えば日本」と言われる時代すらあったのに 。 岡本氏の意見はこうだ 。 そもそもなぜ、北米、ヨーロッパというテリトリーと、日本という1つの「国」を比べるのか 。 その比較から、まずは正さなければならない 。 比べるなら、北米、ヨーロッパ、南米、アジアという単位で見るべきで、日本に、中国、韓国、台湾のシェアを足さなければ、正確な数字は見えてこないのでは、というのが氏の考え 。 また、欧米の開発者が技術力を付け、大規模な箱庭ゲームや成熟されたFPSを作るようになり、マーケットがどんどん拡大していったが、日本ではそういったジャンルはあまり受け入れられなかった 。 その結果、技術格差が広まったのではという見方もあるが、実際のところはどうなのか 。
提供元:Yahooニュース