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経歴詐称映画、並べてみると意外にも傑作ぞろいだった!『嘘を愛する女』公開記念(dmenu映画)

結婚まで考えていたフィアンセの医師が経歴詐称!? キャリアウーマンは探偵とともに、彼の素性を突き止める……。長澤まさみ主演、高橋一生共演の『嘘を愛する女』のストーリーだ。小栗旬が焼肉屋へと走る大正漢方胃腸薬「走る男シリーズ」などを手掛けたCMディレクター・中江和仁監督がメガホンをとった。本作を含め、主人公が経歴詐称している映画には面白いものが多い。そこで今回は、奇想天外な経歴詐称事件を扱った映画たちを紹介する。
『嘘を愛する女』は、食品メーカーのキャリアウーマン(長澤)が主人公。その仕事ぶりは雑誌に紹介されるほどで、私生活では研修医の恋人(高橋)と同棲5年目で結婚間近。公私共に順風満帆だった。しかし、フィアンセがくも膜下出血で緊急搬送。さらに、彼が持っていた免許証、医師免許証が偽造だったことが分かる。「一体、あなたは何者なの?」。ヒロインはコインロッカーから見つかった「小説」の描写を元に、フィアンセの素性を辿る……。
プレスシートによれば、中江監督が高校時代に、実際に起きた事件をモチーフにした辻仁成さんのエッセイを読んだことが着想のきっかけという。「ある男性が病気になりながらも、全く病院に行こうとしない。その男の素性を調べたところ、名前はおろか、すべてが嘘だった。結果的に病状は悪化し、男性は亡くなります。その後、遺品の中から小説(原稿)が見つかるんです」(中江監督インタビューより)
その後、大学生になった中江監督は国会図書館で、基になった新聞記事を発見し、さらにインターネット上で続報を見つけたが、そちらのほうは誰かが書いたイタズラだった。その時、中江監督は、自分が知りたいのは男性の素性ではなく、その男性が女性と暮らしていた営みや時間が“本物”だったのか? ということだと気づく。映画化に向けては約10年間で、100稿の脚本を書いたという。そして、企画は、2015年に開催された「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM2015」で初代グランプリを獲得し、本格的に映画化へと動き出した。
実際の“事件”は1991年に起こった。推理作家の折原一氏もヒントに、『誘拐者』(1995年/東京創元社)として小説化している。折原氏が創作の裏側を書いた文によれば、この奇っ怪な“事件”は久米宏がキャスターを務めた「ニュースステーション」でも取り上げられたという。その後、20年以上前に、その5年間暮らした女性から連絡があり、彼の身元は明らかになったと折原氏は書いている。筆者も、続報を調べてみたが、確たるものには辿り着けなかった。
提供元:Yahooニュース