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ひふみんにYOSHIKI…異業種“参入”でバラエティーに新風(日刊ゲンダイDIGITAL)

今やバラエティー番組は日常生活に溶け込んでいる。「見飽きた」と思いながらもハマってしまう中毒性すら感じる。MCは明石家さんまを筆頭に大御所芸人が務め、ひな壇には芸人や女性タレントが並ぶ。お馴染みの光景ながら、番組によって中身を変えて差別化を図り視聴率を稼ぎ出す。この差別化のキーパーソンになるのがひな壇タレントたち。
芸人にバラドルと食材のように色とりどり。同じ食材でも料理法で味も見た目も変わるように、タレントも飽きさせないネタの提供が必要となってくる。最近のバラエティーには既成タレントの他に別なジャンルから参加者が増えてきている。年末の番組ではアパ(ホテル)不倫で話題になった俳優の袴田吉彦が登場。
「バラエティーでスキャンダルのダメージを緩和させるのが目的でしょうが、アパ話限定で今後、バラエティーからのオファーが増える可能性もある」(テレビ関係者)
袴田と違い音楽活動の宣伝の一環として出演したのがX JAPANのリーダーでロック界のカリスマと呼ばれるYOSHIKI(年齢非公表)だった。めったに出ないバラエティー出演で視聴率は軒並みアップ。話題を独占した。日常品が並ぶスーパーに憧れの高級ブラントが期間限定で出てきたようなもの。目の色を変えて見るのも当然。世間の期待に応えるようにYOSHIKIの話も秀逸だった。
「いつも持ち歩くのはピアノ」「飛行機(自家用ジェット)が一番眠れる」「自らワインを造っている」等々、出てくる話は桁違い。中途半端なセレブは時に反感を買うが、ここまでスケールが大きいと、「さすがはYOSHIKI」と絶賛する声が続出した。確かに、話に嫌みがなくたたずまいは品さえ漂う。
ひな壇タレントは多少の演出でいかに面白おかしく番組受けするかがバラエティー出演の生命線だが、YOSHIKIはスポット出演。演出する必要もなく自然体。本業で魅せる神がかりなピアノやドラムと、普段のギャップも驚きを与えた。ロスが拠点のYOSHIKI。次に帰国というより来日する際はバラエティー界が争奪戦になるのは必定だろう。
昨年は将棋界からタレントに転身。独特なトークでブレークを果たした加藤一二三(78)が出現したように、バラエティー界には異業種からの参戦者が新風を吹き込んでいる。今年は間もなく始まる平昌五輪にサッカーのワールドカップと続く。スポーツ界からバラエティーへの参戦者が注目される年になりそうだ。
(二田一比古/ジャーナリスト)
提供元:Yahooニュース