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★あんたとあたし★
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1:
あいか◆VmUTHhsi2o
大阪からなんとなく東京へでてきた…
あんたを忘れたくて…それはできひんかった…
あんたもこの歌舞伎町におったから…
また会う事ができたから…2008-01-28 11:01:00 -
41:
あいか◆VmUTHhsi2o
「もしもし?あいかチャンだよね?晴哉こんな体やのにボトル無理して開けちゃってさぁ、これからそっちに送るから」「わかりました…すみません」七瀬が晴哉を送ってくれる事になった。
なんで無理してまで?私はそんな気持ちのまま晴哉の帰りをまった。
1時間後、七瀬が晴哉をかついで帰ってきた。2008-02-29 14:49:00 -
42:
あいか◆VmUTHhsi2o
「ごめんなさい七瀬サン」「いいけどさぁ…こいつ最近ずっとこうなんだ何かあったの?」「わからないです」「まぁゆっくり休めって伝えて俺店に戻るわ。」
七瀬サンは帰っていった。私はたおれこんだ晴哉をどうにか晴哉の部屋のベッドまで運んだ。
「一体何があったん?」「…今日や…加奈子が死んだ日」「…私じゃあかんの?」私は今までたまってた気持ちを吐き出し泣いてしまった。2008-02-29 14:55:00 -
45:
あいか◆VmUTHhsi2o
「あ…ごめん、私なに言うてんのやろ…今の忘れて…」私は晴哉のベットに腰掛けていたが思わず立ち上がろうとした瞬間晴哉に腕をつかまれて思い切り抱きしめられた。「ごめんな…気ずかへんくて…ありがとうな」「うん…もぅいいから」
晴哉の腕にしがみついて大泣きしてきまった。
もう泣かんでもいいよ…私の口を晴哉の口がふさいだ…2008-03-03 13:20:00 -
46:
あいか◆VmUTHhsi2o
あまりの突然の出来事に私はびっくりしたが、そのまま晴哉に全てを任せた。今でもあの感触…私の体が覚えてる。
晴哉の引き締まった体…絡み合う指…
今までで一番幸せな出来事だったのかもしれない…それか今までで一番辛く悲しい事だったのかも…
こうして私と晴哉は一つになった。2008-03-03 13:24:00 -
47:
あいか◆VmUTHhsi2o
気がつくとお互い眠っていて、横に目をやると晴哉はスヤスヤト寝息をたてていた。ふとおでこに手をやると熱は下がっていた。
よかった…熱下がってるわ…
私は急いで服を着て晴哉を起こさないように自分の部屋へもどった。2008-03-03 13:29:00 -
48:
あいか◆VmUTHhsi2o
部屋に戻ってしばらく考えた。加奈子…うちも負けへんくらい晴哉が好きやねん!これって裏切りちがうわな?
あんたができひんかったぶん私が晴哉幸せにしてあげる!
だからお願い…晴哉私にちょうだいよ…
私は喉乾いたから台所いってジュース飲んで晴哉の部屋をのぞいた。これがあったから運命ガタガタになってもてんな…2008-03-03 13:37:00 -
49:
あいか◆VmUTHhsi2o
晴哉の部屋を覗くとすやすやと寝ていたが私は体調の事が心配になり部屋に入り晴哉のおでこを触った。
よかった…熱はない…
部屋に戻ろうとした瞬間に腕をつかまれた。ん?私が振り向くと晴哉は寝てる。なんや…寝ぼけてるんや。と思い手をのけようとした。
「加奈子…」私の顔は凍り付いた。私は晴哉の手を払い部屋を出た。晴哉は起きてきて何か言ってたがもちろんきくみみなんか持たなかった。2008-03-11 04:56:00 -
50:
あいか◆VmUTHhsi2o
晴哉一体なんだったん?さっき抱かれた私は一体なんだったん?
加奈子を忘れきってないのはわかってる…でもあんな事があったら私だって期待してしまうわ…
あれは加奈子を一瞬でも忘れるための行為でしかなかったん?私はどんどん悪い方ばかりに考えてしまっていた。
これからどうやって晴哉と暮らしていこう…勢いだけで、晴哉と暮らし始めたのがまちがいだったんかな…私は色んな事を考えながら眠りについた。2008-03-11 05:02:00