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幸せな日々

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  • 1:

    あいか◆NdOFY44k4.

    離さないでね ずっと
    つかまえていてよ ずっと
    じゃなきゃ私どっか行っちゃうよ?
    支えになりたいの 君の夢に少しだけ連れてって…
    /the GazzetE

    2007-12-22 05:48:00
  • 91:

    「俺こんな事されたの人生で初めて!すげぇ嬉しい。お前みたいないい女と付き合って幸せだわ。」
    『でしょー?こんな事してくれるいい女そうそういないよ。笑』ふざけて言う。
    「本当だわ。笑 あ…てか店あと10分で終わっちゃうんだ…。」
    『知ってるよー。無理なら帰るけど、とりあえずすごい喉渇いたから一杯だけでも何か飲みたいんだけど。笑』

    2008-06-04 04:05:00
  • 92:

    「うーん…大丈夫かなぁ…。でもいいや!お前折角来てくれたし入るか!」
    『早く行こう!私もうしんどい。笑』
    「行くぞ!おいでー!」笑顔で手を差してくれた。
    『うんっ!』笑顔で手を繋いだ。

    2008-06-04 04:10:00
  • 93:


    ─この時が一番幸せな日々だった。愛されてるかなんてそんな事どうでもよかった。お互いいつも笑い合ってた。愛してるって思える人にやっと出会えた。ただそれだけで、充分だった。

    いつの間にこうなっちゃったのかなぁ。私が愛されたいと欲を出したから?貴方がお金しか見えなくなっちゃったから?
    ずっとこのままの2人でいたかった…。

    2008-06-04 04:18:00
  • 94:

    それから2週間経った頃だった。相変わらず夜中の仕事がない日は常に店に通っていた。
    普通に会話をしていると葵が突然言った。
    「そういえばお前さぁー歌舞伎で働きなよ。」
    『は!?何で?』
    「だってその方がいっぱい会えるじゃん。近くにいた方が安心し。てか近くにいてほしい。練馬なんて遠すぎるよ。」

    2008-06-04 04:48:00
  • 95:

    『うーん…。でも今の所入って日浅いし辞めれないよ。』
    「でも俺は近くにいてほしいの!」
    『考えとく…。』
    正直分かってた。そうやって仕事が終わってからも店に呼びたい事。自分の都合で動かしたい事。
    でも断り切れない自分がいた。あえて離れた場所で働く事を決めたのに、近くにいたいって思ってしまった。

    2008-06-04 04:52:00
  • 96:

    それから1週間後、昼間に働いていた店で夜は歌舞伎町で仕事をしている子に同じ店を紹介してもらった。自分で探すのもめんどくさかったし、紹介だとそれなりに優遇してもらえる事も分かっていたから。
    そこは違法のホテヘル店。客はキャッチで入れていたから回転もよかった。挙げ句ダミー(写真指名をしても他の女の子をつける事)もしていたから、歌舞伎町に人が溢れていれば必然的に稼げた。
    面接もそこそこにすぐ仕事に出た。ちょうど夏になる頃で短時間でも結構稼げた。
    店長が適当な人過ぎて女の子達もキャッチの人達もすごい適当だった。こんなんでいいのかなとも思ったけど、稼げればそれでいい。店に通えればどうでもよかった。

    2008-06-04 05:09:00
  • 97:

    しかし結局練馬の店は辞められず週1になった。実質4件掛け持ちになった。
    週5で13時間、葵が休みの月曜日は12時間か9時間、土曜日は店に行けないが15時間働き、休みもなくなっていた。ちゃんと辞めていればもっと楽になっていたかもしれないが、それぞれに義理と恩があり辞めたいとは言い辛かった。夜の世界にはこんな言葉は必要ないのかもしれないけど。
    でもその分稼いだ。稼ぎの70%以上は確実に葵に流れていた。葵の売り上げの60%、店の総売上の10%は私だった。もちろん葵は不動のNo.1になっていた。
    正直この頃いくら稼いでいたかなんて数えてもなかったから全く知らない。でも移動は全てタクシー、食事は外食かコンビニのみ、毎月服を5万以上買い、2〜3日に1回涼子ちゃんとホストに行っていた。
    確実に分かるのは月150万は越えている事、人生で一番稼いでいて人生で一番酒を飲み続け、人生で一番寝ていなかったという事だ。

    2008-06-04 05:51:00
  • 98:

    >>92

    ×手を差してくれた。
    ○手を差し出してくれた。
    の間違いです。

    2008-06-04 07:56:00
  • 99:

    もちろん初めは自らなんかじゃなかった。葵に煽られ、喧嘩して、また喧嘩するのがめんどくさくなりシャンパンを卸す。葵の営業スタイルは最初はニャンニャンキャラだった。なのに気付いたらオラニャンを越えてオラオラ本営。ホスラブにも色恋枕といつも書かれていた。
    【オラオラ本営色恋枕】
    ひどすぎる…。笑 色恋枕本営は別としてオラオラにしてしまったのは、他でもない私だと思う。

    ある日No.2の祐太のお客さん、というか彼女の姫ちゃんと店で仲良くなり居酒屋に飲みに行った時、姫ちゃんはこんな事を言っていた。「ホストを育てるのはエースだよ。祐太はいい子だったのに、今のエースが駄目にした。だから今の祐太はどうしようもない奴だよ。」

    2008-06-04 08:30:00
  • 100:

    なるほどなぁ…。と聞いていたが、その時繋がった。私にオラついて根負けしたらシャンパンが卸される。こんな事を繰り返し、今となっては「とりあえず一杯」が「とりあえず一本」が定着していた。
    誰も疑問に思わない。私ですら当たり前に感じていた。
    店に行くと私の席がセットされていて、そのテーブルの上には全種類のシャンパンが並んでいる。
    葵に笑顔で「どれから行くー?」と聞かれ
    私はまた笑顔で『とりあえずこれー。』とシャンパンを選ぶ。これが普通になっていた。こんなんじゃ葵がオラオラになるのも仕方がなかった。

    2008-06-04 08:39:00
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