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幸せな日々
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1:
あいか◆NdOFY44k4.
離さないでね ずっと
つかまえていてよ ずっと
じゃなきゃ私どっか行っちゃうよ?
支えになりたいの 君の夢に少しだけ連れてって…
/the GazzetE2007-12-22 05:48:00 -
51:
あいか◆NdOFY44k4.
このメールを送ってすぐに寝た。起きても返事はなかった。どうなるかは今日の夜にならなければ分からない。でもフラれるとしか思ってなかった。
その日もいつも通り呼ばれ店に行く。隣には亮くん指名の涼子ちゃんがいた。涼子ちゃんとはすごく仲良くなっていたが、店自体が客同士の交流を禁止している為、葵と亮くんからはいつも目をつけられていた。しかしその日は満卓だったから涼子ちゃんの横しか空いてなかった。葵は明らかにまずそうな顔をしていたが、仕方なく私をそこに座らせた。
実はその時すでに涼子ちゃんと私は連絡先を交換していた。毎日のようにメールをしていたから、私が葵の事を好きな事はもちろん告った事も知っていた。逆に涼子ちゃんは亮くんの事が好きだったから、お互いに応援し合っていた。
涼「葵から返事言われた?」
あ『まだぁ。多分帰りじゃん?』2008-01-15 05:52:00 -
52:
あいか◆NdOFY44k4.
「うまくいくといいね。」
『いや無理だよー…。昨日のメールもスルーだし。』
「でも分かんないじゃん!」
『うわーどうしよう。すごい緊張してきた…。』
緊張すると胃が痛くなる私。来て早々胃が痛くなり、涼子ちゃんと話しながらもテーブルに顔を突っ伏していた。2008-01-15 05:56:00 -
53:
あいか◆NdOFY44k4.
しばらくそうしてると葵が戻ってきて一言こう言った。
「昨日の話だけど、付き合うよ。」
『へ!?まぢで!?』ビックリした。ビックリしすぎてテンパっていた。笑
「うん。」
『本当に!?』2008-01-16 02:22:00 -
54:
あいか◆NdOFY44k4.
「うん。」
『本当に本当に本当!?』
「うん。」
『まぢで言ってる!?本当!?』
しつこいくらい何度も聞くぐらい本当にビックリした。付き合うなんて言うと思ってなかった。だからこんなに訳分かんないくらい聞き過ぎて、次の瞬間言われた一言に頭が真っ白になった。2008-01-16 02:26:00 -
55:
あいか◆NdOFY44k4.
「そんなに信用できないの!?もういい。リシャール卸したら付き合うから。」
『…え?…リシャールいくら…?』
「300万。それが卸せたら付き合うね?」
意味が分からなかった。何も言えなかった。頭が真っ白になったし、目の前が真っ暗になって何も考えられなかった。
…どうして?やっぱり本営?私があんなにしつこく聞き過ぎたから?でもどうして?分からない。こんなに好きなのに。…分からない。2008-01-16 02:32:00 -
56:
あいか◆NdOFY44k4.
固まったままの私に何も言わず葵は別卓へ行ってしまった。その会話を聞いていた涼子ちゃんが私に話しかける。
「葵最低!あんな奴やめなよ!」自分の事のように怒っている。
『…うん。』
「あんな事本気だったら普通言わないよ!あいちゃんが可哀想!」
『…うん。もう分かんない…。』2008-01-16 23:32:00 -
57:
あいか◆NdOFY44k4.
それから涼子ちゃんは私を気遣ってくれ、心配そうな顔でチラチラ見ながらも特に話しかけてはこなかった。
少しの時間が経ち葵が戻ってくる。しかし顔を見る事ができない。気持ちの整理ができなくて話す事もできなかった。そんな様子を見ても、何事もなかったように話しかけてきた。でもそれも限界だった。必死に目を合わし声を絞り出した。
『ごめん。しばらく戻ってこないで。』
「何で?」
『ちょっと今普通に話せる自信ない。しばらくしたらいつもみたいに話すようにするから、今はここに来ないで。』2008-01-16 23:40:00 -
58:
あいか◆NdOFY44k4.
「分かった…。」
そう言って葵は席を外した。それから元気にならなきゃと涼子ちゃんにも『ごめんねっ!飲もっ!やけ酒だぁ!』と無理矢理明るく振る舞った。そんな私を見て涼子ちゃんは何か言いたそうな顔をしていたが、一緒に酒に付き合ってくれた。
しばらくすると店長が来てくれた。亮くんの次に店長には葵の事を相談していたから、すかさず『店長聞いてー!』と泣きついた。
「どうしたんや?」
『昨日葵くんに付き合ってって言ったの。って本人から聞いてる?』2008-01-16 23:47:00 -
59:
あいか◆NdOFY44k4.
「いや、何にも聞いてねぇよ。」
さっきのいきさつを全て話した。『…って事があって、もうどうしていいか分かんないよ。』
「つぅかお前馬鹿やろ!何でそんなに疑うように「何で?」とか聞くんや?」
『だって…私絶対振られると思ったもん。』
「何で?」2008-01-16 23:51:00 -
60:
あいか◆NdOFY44k4.
『だって私可愛くないし細くもないしあんな格好いい人に相手にされる訳ないじゃん。』
「お前は他の女より自信あるとこないんか?」
『……??』
「前からお前の話聞いてて、他の女の誰よりもあいつを好きだって気持ちは強いと思ってた。顔だけであいつを好きだとか言ってる女よりは遥かにな。そうゆう真剣な気持ちだって思ってたから、そんなお前だから、俺も相談に乗ってた。違うんか?」
『…違わない。誰よりも好きだよ。可愛さとかスタイルのよさだったら負けるけど、好きだって気持ちだけは誰にも負けない。じゃなきゃこんなヘコんだりしないよ。』2008-01-16 23:59:00