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僕の巣。

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  • 1:

    「タバコ買ってくる…。」   そう言って僕は静かにその巣を出て行った。

    2008-02-24 22:41:00
  • 11:

    風呂から出て、健康ランドにあった携帯の充電器から携帯をとるともう着信はなくメールが何件かあった。件名「馬鹿」本文…何処行った?連絡して。メールを読み、返信はせずアドレスを変更、着信を拒否設定にした。洗濯物をコインランドリーに入れ携帯をいじる。「はぁ…。前の巣が長かったから、みんな連絡とれなくなってるか…。」何人かにメールを送信し眠りにつく事にした。

    2008-02-24 23:40:00
  • 12:

    僕の送るメールは毎回決まっていた。件名…久しぶり。本文…蟲です。また仕事始めました。よかったら飼育してみませんか?   僕の仕事とは独り暮らしの女の子の家に住む事。掃除、料理、買い出し、何でもやる。そんなのただのヒモじゃないかと思う人も多い。月極めで1ヶ月の報酬は、その部屋の女の子の気持ち。割りに合わない事もある。ただひとつ僕が決めたルールは、出て行く時は、突然。あなたが僕を必要じゃなくなったら。

    2008-02-24 23:51:00
  • 13:

    朝起きて、勝手に出された衣服に少し苛立ち朝風呂。昼前に駅前に行き、人通りを視察。田舎なのであまり人もいないが幸い天敵のホストやスカウト、うるさいお巡りなんかもいない。少し早めの昼食をとるべく定食屋に。今日はカツ丼を食べる事にした。その間も駅を見続けたが女の子はいないらしかった。その時携帯にメールが…「おっと。」

    2008-02-24 23:56:00
  • 14:

    件名…まじで笑 本文…また仕事始めたんや。私、彼氏と別れてからずっと独り暮らしで出会いもないしお願いしよっかな。「ケイコか。ま…背に腹は変えれないな。」早速返信した。「了解。近くの駅まで行くから、契約しよう。」定食屋のおばちゃんに何故か80円値引きしてもらい、ニコニコしながらメールを待って店をでた。

    2008-02-25 00:01:00
  • 15:

    ケイコの指定した駅に付き、駅員に領収書をもらい喫茶店で待つ。『ごめーん。遅れた。』「まいど。」本題に入る前にケイコから、やたらと前彼氏の愚痴などを聞かれうんざり。本題に入ろうとするとケイコの携帯がなり、待たされる。話の流れを聞いてるとどうやら元彼で、またやり直すみたいな内容だ…。非常にまずい。携帯通話が終わり、ケイコが『ごめん。やり直すわ。』と嬉しそうに言った。冗談じゃない。

    2008-02-25 00:06:00
  • 16:

    駅までにかかった料金の領収書をケイコに無言で差し出す。『ごめんね。』「…。」無言の僕に気を使ったのか、往復分より少し多い金額を差し出した。立ち去ろうとする僕にケイコは『紹介しようか?学校の子』その言葉に立ち止まり、頷いた。『ちょっと待ってよ。もしもし、あんたさ、独り暮らしじゃんね?ボディーガードてかさ…』通話を始めるケイコをよそに注文したパフェを食べてイライラを鎮めた。

    2008-02-25 00:12:00
  • 17:

    ケイコが通話を終わり口を開いた『一緒の大学でさ、独り暮らしで彼氏無し。掃除、洗濯、炊事一切できない子がいるけど。』「好条件だな。」『でしょ。5分くらいでくるらしいから。』ケイコは席を立ち帰ってしまった。「あ…。」5分かぁ…。急だな。ドキドキしながら待つ。えらく長い時間の気がしてたまらず本を取りに行った時、不意に背後から『蟲さん?』と声をかけられ、「うひっ!」と情けない声を上げてしまった…。

    2008-02-25 00:19:00
  • 18:

    気を取り直し、「あ、ケイコの友達?」と聞くと小さく頷いた。席まで移動して。お互いに自己紹介をした。続けて、契約を説明した「僕は家に居させてもらう代わりに、ご飯作ったり、掃除したり、欲しい物を買ってきたりします。その代わりに、月に一度おこずかいを欲しいんです。もちろんあなたに無理のない金額で結構です。ただ毎月、定額で支払いは15日毎に半分。食費は別途でほしいんです。」『へぇ。面白い仕事ですね。』「もちろん彼氏ができたなら出て行きますし、来客がある時は家からでます。」『そっかじゃあ今までで支払われた最高額と最低額聞いていいですか?』「最高額は月に20万、最低額は5千円…。」『笑。5千円て…。』「どうします?」『じゃあ楽しそうだから、取り敢えず、月5万からでいいですか?』「ありがとう。じゃメール教えてもらえる?約束事を送るからさ。」

    2008-02-25 00:31:00
  • 19:

    『わかりました。じゃ早速行きます?』「はい。」タクシーに乗り込み5分ほどで到着した。3階建ての建物の最上階だった。『汚いから少し待ってて。』「僕の仕事です。」僕はニッコリ笑い部屋に入った。汚いとはいえ大したこともなく1時間もしないうちに片付けた。「整理ができないんですね。」『うーん。笑あのー敬語はやめれないですよね?』「はい?敬語が嫌なら…」『じゃ普通に。』「かしこまりました。」

    2008-02-25 00:43:00
  • 20:

    一部屋め【ケイコの巣】 『蟲さんてさ、この仕事どのくらいしてるの?』「そうですね…。」答えようとする僕の言葉を遮り、ケイコは「敬語無しっ!」と一喝した。それが妙におかしく大笑いした。ケイコは近くの大学生で昼間から夕方にかけて、学校へ行き、その後は駅前のコンビニで働いているらしい。「そうなんや。じゃあ5万なんて大金、僕に払える余裕ある?」『うーん。少し厳しいかな。笑』「じゃあさ、別に金額下げてもらってもいいよ。」『ダメダメ。だって契約したもん。』と年下の少女に嗜められた。

    2008-02-25 23:46:00
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