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僕の巣。
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1:
蟲
「タバコ買ってくる…。」 そう言って僕は静かにその巣を出て行った。
2008-02-24 22:41:00 -
422:
《ただいま。》『あっ!おかえり。』《?誰か来とん?》『う…うん。』《彼氏?》『違う!違う!』《笑。怪しい。》『…。』
そんなやり取りが聞こえドアが開く。『友達帰って来た。』「そう。帰ろか?」『何で?気にしんでいい。気にしんでいい。』「…。うむ。」
『パチプロなん?』「いや。目押しできる程度。」『そうなんや。前、家ないって言うてたやん?』「あぁ…。」『仕事もしてないん?』「うん。今は。」『今は?』2009-04-25 19:42:00 -
423:
「…。えっと…かくかくしかじか。」僕がしてた事を順を追って、レイに話す。『へぇ…。何か凄い生き方やな。笑。』呆れるレイ。《レイ?テレビのリモコン知らん?》と突然ドアが開く。『えっ?知らん。』「あ…ども。」と一緒に住んでる人を見もせずに挨拶。…と《え!?蟲!》その聞き覚えのある声に驚き、顔をあげる。「ア…アスカ!」『えっ?えっ?知り合い?』《笑。あんた色んな所に出現するんやな!》「まぁ…。」頭をかく。
【やれやれ…。】2009-04-25 19:49:00 -
424:
《マリとは?別れたん?》「いや、別れるも何も、付き合ってないから。」《あ…そうか。そう言えば、あいつ最近、何か見慣れん男と見たな…。》「…。(うまくいってるのか。よかった。)」『ちょっと!ちょっと!説明してよ!』とレイが頬を膨らます。《あ。ごめんごめん。あたしの客におるマリって子の知り合いや。》『そうなん?』「うん。」『さっき話した仕事で?』「そそ。」《仕事?》
【レイ嬢説明して2回目も説明めんどいわ。】2009-04-25 19:54:00 -
425:
『…で、やから、やの。』《ふーん。今は?》「ん…。」『漫画喫茶暮らしやって!』レイが割って入る。《そうなんや。じゃここに住んだら?》「えーっ。」『住もうよ。』「でもなぁ…。」《マリには言わへんから。あいつ嫌いやし。笑。》「…。(お前もか。)」『決まり!』
《お給料払うんやんな?》「うん。」『じゃあたしは、2万。』《ほな私も2万出そかな。》「2人で4万か…」《何よ。不服?マリは?なんぼ払ってたん?》「言えない。」《チッじゃ3万。》『じゃ…あたしも。』《あんたは居酒屋やねんから2万でいいやん!》『えーっ?たくさん払った方が蟲君独占できそうやん!』
【喧嘩勃発…】2009-04-25 20:07:00 -
426:
罵りあう2人。「あ…もう面倒臭いから、1人2万5千ずつの5万でいいやん。」『わかった!』《…。そうしよか。》
こうして、たくさんの不安を残し、3つ目の巣が見つかった。2009-04-25 20:11:00 -
428:
『取り敢えず、寝る所は私の部屋な。』《は?意味わからん。》「あ…毎日日替わりか、2人が一緒に寝てくれたら助かる…。」《無理。》『無理。』見事にハモル2人。「…。じゃ日替わりで…。後、メアド教えて。ルール送るから。」
頷く2人。
しばらく3人で話し、アスカは部屋に戻って行った。『しかしびっくりよな。』「うん。本気で。」『明日からパチンコ行かれへんな。笑』「そうだな。」2009-04-25 20:18:00 -
429:
次の日の朝、アスカが仕事に行くらしいので、冷蔵庫を見て適当に朝食を作る。《手慣れたもんやな。》苦笑いをして、メイクするアスカの前に皿を出す。
《やっぱ朝はパンがいいわ。いただきます。》『どうぞ。』携帯を見ながらアスカが言った。《お給料先渡そか?》『あ。いやいいよ。月末で。』《ん。食費は?》『…今って、月いくらかかってる?』《んー。外食多いからなぁ…。》『そうか。取り敢えず、月3万くらいあればいけると思う。』《そう。なら取り敢えず私立て替えるわ。レイ寝てるし。》『へい。』財布からお金を出し手渡してもらう。《ご馳走さま。美味しかった。行ってくる。》『うん。頑張ってな。』アスカは少し頷いて微笑み、出社して行った。2009-05-06 02:31:00 -
430:
アスカが食べ終えた食器を洗い、次は洗濯を始めようと部屋にカバンを取りに行く。レイ嬢はまだ寝てた。カバンをさぐると漫画喫茶暮らしで汚れた服が山ほどあったので、洗わせてもらう。『しかし服増えたな。洗えないから買ってばっかやったもんな。』鼻歌まじりに洗濯機を回す。
窓を開けて空気の入れ換え。
2009-05-06 02:39:00 -
431:
「しかし、家にいるのがもったいないくらいの天気だな。」5階から、下界を見下ろす。忙しそうに出勤する人々。
もう何年になるだろう…。普通の仕事をしなくなって…。
「…。」物思いにふけっていると、背後から声がした。
『おはよー。何しとん?』「おーす。洗濯。」2009-05-29 20:47:00