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僕の巣。
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1:
蟲
「タバコ買ってくる…。」 そう言って僕は静かにその巣を出て行った。
2008-02-24 22:41:00 -
352:
「ふうっ。」なかなか居心地の良い漫画喫茶。漫画を読みあさり、いつの間にか就寝。
次の日の朝、いや昼。家事をしなくていい解放感からか、爆睡してしまったようだ。
「さて、どうするか…」とまた慣れない手つきでパソコンをいじる。
「ん?オンラインゲーム?」2009-01-30 14:28:00 -
353:
「ほう!ほうほう。」なかなか楽しげなゲーム。「あっ!これ俺やってたのだ!」
【モンスターハンターフロンティア】
「いいなぁ。これ。これやりてぇなぁ。」
しかしどうすればできるのか、ちんぷんかんぷん。恥を忍んで、店員に聞く。余りに長い説明に飽きる。「お金払えばいいの?」の質問にあきれ顔の店員。2009-01-30 14:31:00 -
354:
「…。わからんからいいわ。」と匙を投げてみた。となると、やはりおしいのは、マリの家にある携帯ゲーム機PSP。時計を見ると、マリが出勤してるはずの時間。「ポストに鍵は…あるかなぁ?」取り敢えず、会計を済ませ、マリの巣に向かう。
【コソーリ。コソーリ。】2009-01-30 14:35:00 -
355:
マリの巣に到着。ポストをチェックすると鍵があった。「ミラクル!」意気揚々とエレベーターに乗り込む。すると、マリの部屋のドアに手提げ袋がかかっていた。「…?」
その袋には一通の手紙と僕の携帯ゲーム機。そしてお金…。2009-01-30 14:38:00 -
356:
手紙に目を通す。
【蟲へ。】
あんたの大事な携帯ゲーム機。忘れてる。言いたい事はたくさんある。だけど、あんたがそう決めたならそうしたらいい。お金は気にせず取っておいて。ちゃんと日割り計算してるから。まだ忘れた物あるなら、鍵そのままやから、入って取りや。2009-01-30 14:41:00 -
357:
あんたと過ごした事、私忘れへん。ありがとう。またいつでも帰っておいで。
マリ
僕はその手紙をポケットにしまい、コンビニに便箋とペンを買いに走った。ありきたりな言葉なんかで感謝の気持ちを表したくなんかなかったけど、僕は手紙を書いたんだ。
2009-01-30 14:45:00 -
359:
それをドアに挟んで、鍵をポストに入れた。
男の癖に、駅までの道を泣きながら歩いた。
社交辞令だっていいと思った。もう二度と帰らないけど、それでも僕には帰れる場所があるんだって思えた。
「マリ本当にありがとう。」2009-01-30 14:53:00 -
360:
漫画喫茶に戻る前に、携帯を契約しようとショップを覗く。
『いらっしゃいませ。』「あの…携帯壊しちまって…」『はい。』「新しいのを…」『携帯の方、見せて頂いても?』「あ…壊した時投げ捨てて…」『…。』お姉ちゃんが目を見開く。『番号よろしいですか?』「…。」メモ用紙に書く。2009-01-30 14:58:00 -
361:
『番号そのままで?』「どっちでもいいです。」『…。じゃそのまま…』「はい。」パソコンをカタカタと言わせるお姉ちゃん。『機種は?』「特に決めてないんですが…。」『このタイプは?』「じゃそれで。」と即決。長い説明スタート。やれ1年割引だの、家族割だのと始まる。
2009-01-30 15:01:00