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僕の巣。
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1:
蟲
「タバコ買ってくる…。」 そう言って僕は静かにその巣を出て行った。
2008-02-24 22:41:00 -
252:
むせながら完食。味はなれてくると結構美味だった。「ごちそうさま。」『うん。美味しかった?』「おう。もうちょいと酢を押さえめにしたら完璧かと。」ニコニコしながらマリは皿を洗いに行った。「マリ。今日仕事は?」『ちょっと間休み。』「へぇ。」『愛人から振り込みあったから。』「ふーん。」『蟲今日何するん?』「…。特に何も。」『そう言えば、蟲って私が仕事の時何しとん?』「ん?基本的にゴロゴロ。」『オッサンやな。』
【オッサンですが何か?】2008-07-23 09:24:00 -
253:
『じゃ、今日は蟲を観察やなっ。』マリがニヤリと笑う。「…(冗談じゃねぇ。)」ゴロゴロする僕をさも楽しそうに見つめるマリ。「…何よ?」『ん?見とるだけ。』「…。」『なぁ蟲、毎日こんなん?』「うん…。」『じゃあ私帰って来たら嬉しい?』「…普通。」『何よそれ。』マリが僕の上に乗っかる。「暑いねんから、くっつくな。」『エアコンかけたらいいやん。』「電気代かかるから嫌。」『あんたケチやなぁ。てかあんた電気代払う事ないやん。』「…だからかけないんだよ。」『ふーん。変なの。』マリが僕から降りる。『しかし暑い。シャワー浴びよ。』
【好機っ!】2008-08-08 18:28:00 -
254:
マリがシャワーに入るのを確認し、こっそり玄関から脱出。「まったく…。」あてなんかなかったけど、マリが面倒くさいので、取り敢えず歩く。コンビニに入り雑誌を立ち読み。携帯が鳴る。「はい。」『蟲どこ?』「コンビニ。」『はぁ?黙って行くなよ。』「…。」『帰りにアイス買って来て。』「…了解。」
「まったく五月蝿ぇやつだ。」ため息をつき終話。すぐ帰るとまた面倒なので、駅前に向かい歩く。「おっ?あれ…」
白い姿に赤いリード…2008-08-08 18:52:00 -
255:
「ラウか?」《ハッハッハッ!》僕の声に反応し、振り返るなり、飼い主の手を離れ走ってくる白き犬コロ様。「やっぱラウか!元気かよっ!」《ベロベロ!ハッハッ!》「おーそうか。そうか。」久しぶりの再開にめちゃくちゃ喜ぶ犬コロ。『こんにちは。』と飼い主が頭を下げる。「どーも。ブラブラしてたら、ラウみたいなのがいたんで声かけたら…」『笑。それで急に。』《ハッハッハッ。》「あ…まだお名前聞いてなかったような…。」『私ですか?ミノリと言います。』「そうですか。ラウ元気そうで。」『相変わらずです。笑。でもこんなに喜ぶの初めてかも…。』ラウが前足で立ち抱っこをねだる。
【可愛いなお前は】2008-08-08 19:00:00 -
256:
ラウを持ち上げる。ニヤリと笑う犬コロ。「覚えてるもんですね。」『えぇ。いつも散歩の時間にこの辺りだけ、ゆっくり歩いたり、キョロキョロしたりするんです。笑』「へぇ。」僕の腕の中で満足そうに笑う犬コロ。…とミノリさんが『あの…買い物すませて来ていいですか?』「どうぞどうぞ。ラウ散歩させますわ。」『すみません。』そう言うと足早にスーパーの方へ行った。
「追いかけへんの?」《ハッハッハッ。》
【あれ君の飼い主よ?】2008-08-19 18:34:00 -
257:
「さ…ラウ何か食うか?」《ジロッ…。ハッハッ。》「…。コンビニ行くか。」ラウを腕からおろし、コンビニに向かう。後ろからちゃんとついて来るラウに悪戯をしたくなったので実行少し早歩き→ラウも早足に。
突然電柱に隠れる→ラウ驚いたように辺りを見回し地面の匂いをしきりに嗅ぐ。「バッ!」突然電柱から飛び出す。→ラウびくっとなるが、尻尾を振り、走ってきて手を甘噛み。
【楽しいなぁ。】2008-08-19 18:40:00 -
258:
バカな事をしてたら、コンビニに到着。ペット禁止のマークもないので、自然な感じでラウを抱えて入店。店員にバッチリ見られたが、特にお咎め無し。「なんや犬OKか。」《ハッハッハッ。》ラウに色々話しかけながら、食べ物を選ぶ二十代後半の危ないオッサン。結局ちくわと、カフェオレ、ミネラルウォーターをかごに投入。レジに並ぶと前に並んでる人達にさわられるラウ。あからさまに嫌がる。
【愛想をふりまきなさい】2008-08-19 18:47:00 -
259:
やっと僕の番になり、からあげくんの辛くないのをオーダー。支払いをすませ、コンビニの前に座る。「よっこらしょ。ラウ食え。」からあげくんをちぎり与える。《クンクン。パク》「美味しい?ちくわも食えよ。」一人と一匹で宴会が始まる。町行く人々誰もがラウを見て笑顔になった。
「お前はいい犬だな。みんなお前見て笑顔になる。幸せを呼ぶ犬とか適当に看板書いて商売でも始めるか…。」《ハッハッハッ。》おやつを食べおわり、ボケーとしてると、ミノリさんが帰って来た。
尻尾を振る犬コロ。2008-08-19 18:53:00 -
260:
『ありがとうございました。』「あ。どもども。からあげくんとか食べさしちゃいましたけど…。」『へぇ。私以外から貰った物あまり食べないのに…』「そうなんだ。」《ハッハッハッ。》「じゃ…また。」『はい…。』手をあげて立ち去ろうとすると《ワンワン!》『あ!コラ!』ミノリさんをぐいくい引っ張る犬コロ様。「ラウ。またな。」頭を撫でる。《ハッハッハッ。》悲しそうな顔のラウ。僕が行こうとすると付いてくる。ミノリさんが帰ろうとするとその場に足を踏ん張り動かない。2人ともほとほと困り果てる。
2008-08-19 19:48:00 -
261:
「家まで送りますわ。」『えっ?』「家まで行って、扉閉めたらラウもあきらめるでしょ?」『笑。このままじゃラチあかないですもんね。』「苦笑。」《ハッハッハッ。》と言う訳でミノリさんの家まで歩く事に意気揚々と歩く犬コロ様。「しかし可愛いですね。」『甘やかして育てたから、一度言いだすと聞かない頑固な所がありまして…』
【耳が痛いですな…】2008-08-19 19:53:00