小説掲示板僕の巣。のスレッド詳細|夜遊びweb関東版

夜遊びweb掲示板 関東夜遊びweb掲示板 関東
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

急上昇キーワード

大阪 1 泡姫 ?? 吉原 インスタ 出稼ぎ

掲示板リストメニュー

僕の巣。

スレッド内検索:
  • 1:

    「タバコ買ってくる…。」   そう言って僕は静かにその巣を出て行った。

    2008-02-24 22:41:00
  • 212:

    セットしたまま寝てしまったので気持ち悪いったらなくて、シャワーで念入りに頭を洗う。鼻歌まじりに体も洗い、シャワー室を後に。「おっ?ガウンなんかあるんや。へへ。」初めてみるガウンに袖を通しご満悦。部屋に戻るとアリサはベッドに寝ていた。「どーする?俺、もう家帰ろうと思うけど。」『えっ?』「アリサも帰るか?」『…。もうちょっと一緒におって?』「…。仕事あるから、後二時間くらいしかおれんで。」『わかった。』「なぁ。ラブホなんかおってもしゃーないから飯食いに行かん?」『いいけど…。』「シャワー浴びといでや。」
    無言でシャワーに行くアリサ。

    2008-05-30 19:28:00
  • 213:

    テレビを見たりしていると、アリサが出てきた。「行こか?」『うん。』「頭洗わへんかったん?」『普通洗わへんと思う。』「ふーん?」意味はわからなかったが、部屋を出る事に。アリサが財布を出す。「ええよ。店で金使ってるから外では出すわ。」『いい。』自動精算機にお金をいれるアリサ。「変な奴。」『…。』タクシーに乗り降りる時もアリサが財布を出す。「さっき払ったから次は…」『いいよ。私出す。』それは食事が終わった後にも続いた。
    「なぁ?アリサ、なんでそんなに何でもかんでもお前が金払うねん?」『ん?前の彼氏がそうやったから。』「ホスト?」『いや。何もしてない人。』「…へぇ。(ヒモか?でもアリサ、美容師やしな…)」『お金使ったら嬉しいんやろ?』「ん?」『蟲言ってたやん。お店でお金使ったら嬉しいって。』「…。」『前の彼氏も私が服買ってあげたり、ご飯ご馳走したり、お金渡したりしたらめっちゃ喜びよってん。男の人ってお金使ったら嬉しいんじゃないん?』

    2008-05-30 19:42:00
  • 214:

    僕はその言葉を聞いて凍り付いた。『お金なくなったら、いつも私ふられるから…。』「…そっか。」ようやく出せた言葉はそれだけだった。『蟲?またお店行っていい?私、お金いっぱい使うから!』満面の笑みで立ち去ろうとする僕にアリサが叫ぶ。僕は無意識にアリサのもとに駆け寄りアリサを抱き締めた。『嬉しい?』そう聞くアリサがとても哀れで涙が頬を伝った。『どーしたん?蟲。泣かんといて。蟲。』それ以来僕は、売り上げを上げるため金を使ってくれたら嬉しい何てくだらない営業トークはしなくなった。

    2008-05-30 20:03:00
  • 215:

    それからアリサを店に呼ぶ事はなくなった。アリサの歪んだ恋愛感情を少しでも治せたら何てセンチな気分になったからだ。また、それまで自分がやってきた強引な色恋営業で何人かはアリサのようになってしまった子もいないとは言い切れなかったせいもある。
    ある休みの日僕はアリサとデートする事にした。 
    財布にいつもよりたくさんお金を入れ、待ち合わせ場所に早めに向かった。

    2008-06-01 14:23:00
  • 216:

    ゆい

    更新楽しみにしてます(・ω・)/

    2008-06-06 15:55:00
  • 217:

    待ち合わせの噴水の広場に到着。どかりと腰をおろし、後ろポケットから携帯灰皿を取出し、煙草に火をつける。「ふいーっ。ちょい早かったか…。」しばらく人間観察なんかをしていたら、不意に肩を叩かれる。『蟲。おはよー。』「おっす。ほな行こか!」『何処行くん?』「水族館に決まってるやん。」『え?何で?』「ええから行くぞ!」アリサの手を取り、タクシーに乗り込む。「運ちゃん水族館まで行って。」運ちゃんは軽く頷いた。『何で水族館なん?』「嫌いけ?」『いや…。でもちっさい頃くらいしか行った覚えない。』「あっちゃー。そらあかんわ。」『は?何がよっ!』「水族館はめっちゃええで。俺なんか一人で行ったりするしな。」『マジで?危なっ。』「…。アホ。水族館の素晴らしさを今から思いしらせてやるわっ!」『ほんま蟲って子供みたいやな。』

    2008-06-06 19:25:00
  • 218:

    そんな話をしているうちに水族館に到着。「さっ!行くぞ!」『ちょっと待ってよ!』アリサを後ろから押しながら入場ゲートに。『なんぼ?』「アホ。何でアリサが払うねん。」『だって…。』「大体デートに誘ったのは俺やぞ?」『…。』大人券を二枚購入。 
    ひんやりとした薄暗い館内の正面には巨大な水槽。『うわぁ…。』「なっ?すげぇやろ?」自慢気にニヤリと笑う。しばらく眺めた後、順路に従い歩く。『広いよなぁ。』「気が済むまで見てたら、1日で終わらんよな。」『それはない。』 
    【…。夢がない奴め…】

    2008-06-06 19:37:00
  • 219:

    『深海魚コーナー?』「あぁ。海の奥底にいる奴等だ。」『へぇ。なんかキモいな…。』「まぁ。でも普通に生きてたら、出会う事ない奴等やで?水族館でしか会われへんねん。」『いい事言うやん。』「あ!せや長老に挨拶せな。」『長老?』深海魚コーナーを後にし、次の水槽へ。「おっ!いたいた。長老!俺!俺!」水槽をコンコンとノックする。『どれよ?長老って?』「来た来た♪」水槽の上の方からゆっくりと長老がこちらに泳いで来た。『長老って亀?』「亀とは失礼な海亀だっ。」『一緒やん。』「…。貴様どうやら、誕生日プレゼントには生き物図鑑が必要らしいな。」『笑。あほちゃう。』「長老。ちょっと回って来る。また後でな!」水槽にくちばしがコツンと当たる音がした。『言葉わかるんかな?』「さぁ。俺ぐらい頻繁に来てたら、覚えたりはしてるかもよ。」『そんなに来るん?』「月2回は来るな。」『年間パス買ったら?』
    【パス買ったら毎日来てまうわっ!ハゲッ!】

    2008-06-06 19:53:00
  • 220:

    館内アナウンスが流れる。「うわっ!しまった!アリサ!走るぞ!」『えっ?何よ?』頭から?のアリサを急かし猛ダッシュ。「よっしゃ!前の席空いてる!」人混みをかき分け、水かぶり席に着席。ワクワクしながら、おねいさんの登場を待つ。『は…走ったの久しぶり。』「シッ。始まる。」コミカルな音楽とともにイルカマスターねーちゃん登場。簡単な挨拶、イルカもキイキイ鳴いて挨拶。流れるようにイルカジャンプ。 
    『凄いなぁ!』「うむうむ。」しばらくショーは続き、ねーちゃんがイルカにキスして欲しい人を観客から探し出す。すかさずアリサに「アリサっ脇の袖ほつれてる。」と耳打ち。『何処?』と左脇を上げた瞬間、ねーちゃんにおもいっきり手を振り、こちらに気付かせる。したらばねーちゃん、〔はい!ではそこのお姉さん。〕と指名。「ナイス。笑」『えっ?私?ちが…』抵抗もむなしく、ステージに呼ばれるアリサ。
    【俺はなかなか当てないくせに…】

    2008-06-06 20:09:00
  • 221:

    ステージから明らかにガンを飛ばすアリサ。ニヤニヤしながら見てたら、握手をして水中でくるりと回らす。「やるもんだなぁ。」ガンを飛ばしてたアリサも自然と笑顔に。最後は頬にキスをしてもらいこちらに戻って来た。『もぅ。めっちゃ恥ずい。』「ええ体験できたやん。」『…うん。』アリサがはにかむ。「イルカ臭っ。笑」『マジで?イルカ臭いとか…』2人で大笑い。
    「なぁ?アリサ。ねーちゃんからもらった、イルカコインくれよ。」『ん?これ?』「うん。集めてるんだ。」『いや。』「何でやねん。」『私がショーに参加してもらったし…』「えっ?」『何でもない。とにかくあかんもんはあかん。』「ケチ。」
    【後、2枚でイルカの模型がもらえるのにっ!ギリギリ…】

    2008-06-06 20:20:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
僕の巣。を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

急上昇キーワード

大阪 1 泡姫 ?? 吉原 インスタ 出稼ぎ