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僕の巣。

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  • 1:

    「タバコ買ってくる…。」   そう言って僕は静かにその巣を出て行った。

    2008-02-24 22:41:00
  • 172:

    しばらく歩くと、ホームセンターらしきものがあった。「おっ?ここにもありそうだな。」[…。]犬コロと一緒にホームセンターへ。「ペット…。ペット…。あ!あったあった。ほう何か種類めっちゃあるな。どれにしようか…。」まったく興味なさげな犬コロ様。「これは?お前白いから赤がいいな。これ。」[…。]試着してみる。「いいやん。これにしようぜ。」腕から肩を通すタイプを購入。ついでにデンタルガムも購入してやる。「お前ワクチンとか打ってなさげだな…。明日病院に行くか。」早速リードをつけて、歩かせる。引っ張るなよ。と言いたげな犬コロ様を連れて、マリの巣に帰った。
    【ランランラン♪】

    2008-05-02 08:43:00
  • 173:

    マリの巣に着くなり、水をがぶ飲みする犬コロ様。疲れたのだろうそのまま寝てしまった。「さて、ご飯食べるか。」いつもなら、飼い主の残飯を皿洗いがてらにつまんだら終わりなのだが、今日は主もいない。自分のためだけにご飯を作るなんて面倒だ。 
    「何か買ってくりゃよかったかな…。」冷蔵庫を覗きながら独り言。後ろにはやっぱり付いてくる犬コロ。「お前は、ソーセージがあるよ。ま、適当に何か作るか。」渋々、料理を始める。「ソーセージをボイルして、目玉焼きを焼こう。パンもあるしな。」  
    【人の飯なら、喜び作るが、自分の飯となりゃ、面倒。面倒。】

    2008-05-02 08:53:00
  • 174:

    皿に盛り付けなんか考えないで、適当に置く。「さ、でーきた。」料理中ずっと上を見上げてた犬コロも慌てて付いてくる。「いただきます。」手をあわせ食べ始めると、痛いほどの視線を感じる…。[ハッハッハッ。ハッハッハッ。]「ソーセージ喰うか?人間用の味付けだから、体にあんまりよくないと思う…。」ソーセージを置く。[パク。]「うまいか?」気に入った様子で食べる犬コロの頭を撫でる。「このまま一緒にいれたらいいな。」[フリフリ。]食器を片付け、犬コロのトイレを作り、今日は眠る事にした。もちろん犬コロを抱き締めて。

    2008-05-02 09:06:00
  • 175:

    次の日、昼過ぎに起きてギクリとする。「うぉっ!こんな時間。マリ帰ってるんじゃ…。うぉっ!あ!そうかお前がいるんだな。」起きた僕を見て尻尾を振り近づいてくる犬コロ。 
    「おはよう。」犬コロに挨拶して、リビングをこっそり覗く。「よし。まだ帰ってないな。」犬コロの事でマリに連絡したかったが、まだマリから連絡がなかったのでやめておく。「お。そうだそうだ写真を撮らないとな。」部屋に戻ると犬コロ様が僕が作った、簡易トイレにきちんと用をたしていた。「偉いな。お前。やっぱり飼い犬だろ?家出か?」[…。]都合の悪い事は全て笑う犬。そうでなくてもずっと笑顔のこの犬コロは、僕の心を癒してくれた。

    2008-05-02 09:17:00
  • 176:

    取り敢えず、何枚か犬コロの写真を撮り、後で現像して、駅前に貼るビラを作る事にした。
    「はい。笑って笑って!」[…。]わざとか?と思うくらい無愛想な犬コロ。今日はご機嫌ななめらしい。「はい。ラストな。」我慢できなくなったのか、最後は笑顔。「これでよし。」カメラ片手にスーパーへ。「犬コロ。飼い主見つかるといいな。」[ハッハッハッ。]スピード写真に預けて、そのまま散歩。30分ほどでできるとの事なので、ソフトクリームなんかを購入して椅子に座り、犬コロと美味しくいただいた。

    2008-05-02 09:38:00
  • 177:

    あっという間の30分。犬コロを連れて、また写真屋へ。「ほう。なかなか上手く撮れてるわ。」[ハッハッハッ。]「帰ろうぜ。」駅前から歩いていると着信。「もしもし。」『蟲?今何処?お腹すいた。』「あ。帰った?ごめん。駅前やからすぐ帰る。」『わかった。』電話を切り終わってから犬コロの事を言うのを忘れる。「何て言おうか…。」[ハッハッハッ。]僕の心配をよそに笑う犬。
    【あんた明るいね。】

    2008-05-02 09:44:00
  • 178:

    「ただいま。」[…。]玄関に犬コロをつなぎ、マリの部屋に。ノックして入室。『おかえり。』「マリ?あんな、言いにくいねんけど…。」『え!?なに?出て行くん?お金?お金足りひん?』「いやいやいや。違うねん。あの…。犬とか好き?」『え?犬?好きやで。』「よかった。あんな、マリがおらん間に駅前で変な犬になつかれてしまってな。」『へぇ。』「多分飼い犬やねんけど、見つかるまでここにおらしたらあかん?」『ええけど、蟲の部屋で飼いや?』「ほんま!?ありがとう!」『どんなん?』「ちょっと待ってて。」慌てて犬コロを連れに行く。「真面目な顔してろよ?」[ハッハッハッ。]「笑うなよ…。」やっぱり笑う犬をマリに見せる。
    『むっちゃ可愛いー!こんなん捨て犬な訳ないな。』「せやろ?せやから駅前にビラを貼るつもりやねん。」『そうなんや。ほんま可愛いな。笑ってるみたい。』「せやろ。」
    【ニヤニヤしない!犬コロ!】

    2008-05-02 09:53:00
  • 179:

    マリが犬コロをおいておくのを許してくれて肩の荷がおりた。意気揚々とマリのご飯を作る。犬コロはほっぺを左右に伸ばしたりしてご満悦。犬コロは横目でチラチラ僕を気にしてる。「さ、今日はチャーハンにしたよ。」『ありがとう。』「犬コロ。行くぞ。」『なついてるなぁ。犬コロって。笑。名前はつけへんの?』「まぁ、まだ飼う訳ちゃうし。」『そうなん?』「うん。」マリの部屋を出て自室へ。
    【名前…名前ねぇ?】

    2008-05-02 10:02:00
  • 180:

    「んー。名前か。お前名前ほしいか?」[ヘッヘッヘッ。]「…。何かいい名前なぁ…。犬が一番いいやすいし…。」[ハッハッハッ。]「ま、犬でいいよな。」思いついたらつける事にした。さてマリが食事を終えたっぽいので食器を洗いにキッチンへ。犬コロもオトモする。まったく役にたたないが、可愛いので許す。食器を洗う僕の横でアゴを床につけ待機。『可愛いな。蟲大好きなんやろな。』「そうか?」『ビラできたん?』「ん?後、文章書くだけ。」『やろっか?』「ええよ。ええよ。」『おいで。』[…。]マリが呼んでも犬はチラ見するだけだ。 
    【女は嫌いかい?】

    2008-05-02 18:13:00
  • 181:

    「よっしゃ。こんなんでええか。捕獲した日にちと連絡先書いたし、犬の写真も貼った。」『いいんちゃう。写真どーしたん?』「撮った。カメラで。」『デジカメあったのに。』「ん?使い方よーわからんから。」『あんた器用か不器用かわからんな。』「ほっとけ。早速明日、駅前行こ。」『蟲が飼えばいいやん?』「俺、住む所安定せんから…。」『ここにずっとおったらあかんの?』「!!」マリの口から当たり前に発せられた言葉に僕は驚いた。そして感動した。「馬鹿野郎。」なんて照れ隠しに言ったが、その言葉にどれだけ感謝しただろう…。
    【ありがとう…。】

    2008-05-06 05:40:00
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