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僕の巣。

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  • 1:

    「タバコ買ってくる…。」   そう言って僕は静かにその巣を出て行った。

    2008-02-24 22:41:00
  • 101:

    名無しさん

    更新ありがとー??楽しみにしてるょ??

    2008-04-04 10:42:00
  • 102:

    蟲◆mkVJdF/EM.

    >>101さん
    更新遅いですが、これからも応援して頂けると幸いです。

    2008-04-04 23:02:00
  • 103:

    蟲◆mkVJdF/EM.

    距離にして隣町まで歩いたのではないか?と言うくらい歩いたが、パチンコで勝ったので、いつもより疲れない。ようやくあった一件のゲームショップでPSPを無事購入。価格は1万と9千円也。ソフトと合わせたら、昨日の給料があまり無くなるが、パチンコの勝ち分が丸々残る。色々考えたが、勢いで買った。後悔はしてない…。「ほんま前の巣から持ってくりゃよかった…。ま、ええか!」来た道を巣に帰って早くプレイしようとランランと歩く。
    【これで暇じゃなくなるぞ】

    2008-04-04 23:09:00
  • 104:

    蟲◆mkVJdF/EM.

    いつもの駅前に着くも、さすがに疲れたので、缶コーヒーを購入。喫煙所まで少し歩き、腰をおろして一服。「もうサヤカの巣が目の前だ。今日は休みやし、ゲーム三昧しよう。」缶コーヒーを開けた時、後ろから声がした。『あ…。』「ん?あっ!」『前はありがとうな。』振り返るとヤンキー美少女がそこにいた。「ライターか。あんなん100円やし、かまへんよ。何しとん?」『ん?休憩しにきた。』「そうか。よくここにいるな。」『…。』「俺、蟲って言うねん。あんたは?」『蟲君か。私?アヤネ。』「アヤネか良い名前やな。お!せやせや、コーヒー飲む?開けたけどまだ口つけてないから安心しろ。」『え。ありがとう。でも蟲君いらんの?』「俺は、巣が近いから。」『巣?』「いや!何でもない。家そこやから。」
    【危ない。危ない。】

    2008-04-04 23:25:00
  • 105:

    蟲◆mkVJdF/EM.

    しばらく話した後、アヤネが2本目の煙草に火をつけようとした時、僕は椅子から立ちアヤネに「またな。」と一言かけてサヤカの巣に帰った。
    早速充電器をつなぎ、ゲーム開始。携帯が鳴るも放置でゲーム三昧。2時間ほどプレイすると携帯が鳴り続け、液晶を見るとサヤカからだったので仕方なく出る。
    『蟲?もう!心配するやんか!何してたんよ!』「ごめん。ゲームしてた。」『ゲーム?買ったん?』「うん。」『そうなんや。それより安心したわ。給料後やったから出ていった思た。』「笑。」『笑うな!バカ。ほんまこの電話でんかったら、一回家確認しに行く所やったんやで!』「すまんすまん。」『もうすぐ帰るな。』「わかった。」習慣とは恐ろしいものでサヤカが帰ると聞くと、腹を減らして帰るだろうと、休みなのに冷蔵庫を覗き、夕食を作り始めた。

    2008-04-04 23:39:00
  • 106:

    蟲◆mkVJdF/EM.

    サヤカの巣での暮らしにも慣れはじめた頃、サヤカはコンビニのバイトを辞め、キャバクラで働くようになった。最初はできない事だらけで、仕事が終わり帰って来るなり、テーブルマナーの練習に付きあわされたりした。「なかなか良くなってきたんじゃない?」『マジで?』「普通の会話の中で自然に灰皿変えたり、グラスふいたりできたら完璧ちゃうか?」『蟲ってさぁ?昔夜やってた?』「ん?なんで?」『何か詳しいやん。』「まぁちょこっとね…。」『そうなん!どうりでなんかチャラいと思った!』
    【は?こんなに爽やかな青年に向かって失礼な。】

    2008-04-10 04:55:00
  • 107:

    蟲◆mkVJdF/EM.

    『後は会話がなぁ…』「会話は難しいな…。」『蟲はどんな会話しよった?』「ん…適当。」『蟲よー喋るもんな。』「お前よりマシや。喋ろう喋ろうとしたら喋られんようなるやろ。思いつきで喋ったらえーんちゃうか。」『そうかぁ…。』「ま、自分が楽な接客したら?違うキャラとか作ったら後々しんどなるで。」『…。』
    毎日仕事について話すようになり、サヤカは誰に吹き込まれたのか、水商売用語をよく使うようになった。夜の世界で、段々成長していくサヤカを見て、出会った頃の無邪気なサヤカが夜の世界に引き込まれて行ってしまう気がして、僕は淋しくなった…。

    2008-04-10 05:06:00
  • 108:

    蟲◆mkVJdF/EM.

    そんな不安も取り越し苦労だったようで、サヤカは夜の世界に慣れはしたが、無邪気さはそのままに毎日を過ごしていた。仕事が終わったら真っ直ぐ帰ってくるので、不思議に思い質問した。「なぁサヤカ?お客さんに終わった後、ご飯行こうとか言われへんの?」『え?言われるよ。なんで?』「断ってるん?」『うん。だって蟲がご飯作って待ってるやん。』「…。」『アフターなんか時間外労働やから嫌やねん。』「て…適当やな。」『適当でいい言うたの蟲やんか。後、夜は稼げるけど、帰りが前より遅くなったし、蟲と話したりする時間が少なくなるやろ?それも嫌やし。』「そうか…。」

    2008-04-10 05:24:00
  • 109:

    蟲◆mkVJdF/EM.

    そう言われて僕は、とても嬉しかった。今まで色んな巣に寄生したみたが、住み慣れてくると会話なんかあまりなく、巣の主が帰ってくれば黙々と食事を作り、主が出かける時には、お金がテーブルに無造作に置いてあった。誰もが僕をお手伝いさんのように扱った。食事を作っていても帰ってこない日だってあったし、でも僕はそれでいいと思っていた…。主と蟲との関係なんてそんなもんだと思ってた。サヤカが少し酒臭い寝息をたて眠りについた頃、僕はサヤカの頭をそっと撫でた…。

    2008-04-10 13:53:00
  • 110:

    名無しさん

    まだですか?

    2008-04-15 06:56:00
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