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〜KOKORO〜
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1:
名無しさん
「お前って俺が浮気したら絶対やり返すってタイプやな。まあ俺は浮気なんかすることないけど。」嫌味っぽく、でもどこか悲しげに君が言った台詞をフッと思い出した。 気付けば別れて4年の月日がたっていた。
2008-02-02 07:51:00 -
2:
名無しさん
私はごく普通の中学生で、成績も普通、部活動も普通にしていたし、これといった特技もなかったけど、本当に普通に毎日を過ごしていたんだ。まだ恋なんて知らない。恋に恋するくらい幼かったんだ。
2008-02-02 07:59:00 -
3:
名無しさん
君はといえば、どっちかといえば不良。やんちゃな集団に絶対いて、田舎の中学校だから余計に目立っていた。私の中では確実に学年で1番のイケメン。3年生で同じクラスになったとき、どうにか仲良くなりたかった。
2008-02-02 13:46:00 -
4:
名無しさん
こんなよくある設定で、でもこれが私と君の物語りの始まりだった。
2008-02-02 13:49:00 -
5:
名無しさん
でもクラスが一緒になったからって、話しも本当にしたことなかった。あの日までは。 2学期が始まり体育祭も終わり、もう1つのイベント。そう、文化祭まで2ヶ月をきったころ。私はいつもどおり帰り支度をしていた。
2008-02-02 13:54:00 -
6:
名無しさん
「あみぃぃ〜。」 と声をかけてきたのは隣のクラスの知佳。他愛もない話し。 そこへ1人の男の子。小学校のときからの同級生で、やんちゃ組の1人敦也が私のもとへとやってきた。 敦「おい!ちょっと話しあるんやけど。お前俺らのバンドのボーカルせん?」 ………いきなりの話しで状況がつかめない私をみて、敦也はまさくんを呼んだ。 藤井 雅広。この人に私は恋をする。切ない、悲しい、どうすりこともできない恋だけど、このときはただただ、まさくんと仲良くできるきっかけに舞い上がっていた。
2008-02-02 14:06:00 -
7:
名無しさん
雅「俺らがバンドしてることしってるやろ?ボーカル探してるねん。健吾がボーカル出来んくなってん。」 雅は詳しく話し出した。 どうやら文化祭で有志バンドをしたいらしい。
2008-02-02 14:09:00 -
8:
名無しさん
放課後ということもあり、まわりには仲良しな子が誰もいない。 【あれ?そういえば知佳!!逃げたな!】 そう思いながら、敦也と雅の話しを聞いてた。 「私…でもみんなの前で歌うとか無理。」 そういったとき、残りのメンバーの太郎がやってきた。 「まだ説得できてないん〜?笑 あみちゃんさ、この前リカとカラオケいったやん?歌うまいってきいてさあ〜」太郎がいう。
2008-02-02 14:17:00 -
9:
名無しさん
だんだんと謎がとけてくる。何の接点もなかったのにどうして私?そんな疑問がようやくとけた。
「どうしよかなあ〜とりあえず1日考えさせて。」 「1日考えるだけで答えわかる?無理やろ?だったらやっぱりやるって言っとけよ。俺らがバックから支えたるから大丈夫や。」 すごい!白い歯が光っている!!そんな笑顔で雅が言った。2008-02-02 14:23:00 -
10:
名無しさん
「うん、わかった!やってみる。」
私の返事に3人が「まじ?やったな〜これでまた活動できるわ。あっ、ちなみに毎週3回雅の家で練習やから。」 そんなこんなで1日が終わった。2008-02-02 14:27:00